「初音庵」 / 藪天もり2007年02月20日 18時05分32秒

成田市は竜台の「初音庵」さんに行ってきました。
このお店は結構有名で、同じようにblogにされている方も多数お見受けします。
雑誌などでもたびたび紹介されており、ある意味"定番"のお蕎麦屋さんです。
場所はR408を北上していくと看板がありますので、それに従ってください。
竹林に囲まれた細い道を登っていったところにあり、いかにも隠れ家の雰囲気満点です。

お店は茅葺き屋根の古民家そのもの。「 幸七」さんと似ていますね。



店内もまさに古民家。ばーちゃんちを思い出す。。。
席はテーブルが4×3、座敷がたくさんです。さすが広いだけあって、たくさん人は入りそうです。
私はテーブルにしたのですが、玄関に近く隙間風が寒かった・・・それもこの風情と引き換えならばしょうがない。

今回は基本の天せいろ、「藪天もり」です。大盛りです。



ご主人自ら持ってきていただきました。どうやらご夫婦で切り盛りされているようです。
ちなみにご主人、失礼ながら動物に例えるならば、100%でです。

冗談はさておき、まずは蕎麦を攻めていきます。



つゆはやや甘口で、ダシがかなり効いています。なかなか濃いので、ボディのしっかりしたつゆに仕上がっています。
蕎麦は味、香り、ともになかなかのもので、コシは程々です。表面がつるつるしているので、どんどん呑み込んでいけます。
ややつゆが強い感じがしますが、ぐいぐいと呑み込む快感を味わえるお蕎麦です。

ある程度蕎麦をやっつけたら、今度は天ぷらへ。



かぼちゃ、ピーマン、なす、それに小海老のかき揚げです。
今日は寒かったせいか、ちょっと天ぷらが冷めてしまっていたのが残念。しかしその割には油臭さはなく、衣もさくさくしていい塩梅に揚がっています。
これで揚げたてだったらさぞかし美味しいだろうに・・・と思うとなんか再挑戦したくなりますわw
確かにまた来たいと思わせるだけのいいお蕎麦です。
ここはコロッケも美味しいと言う事なので、次回こそ。

中心部から結構離れた場所にあるお店ですが、郷愁を誘う古民家と美味い蕎麦、その為ならば問題なし。
この雰囲気と味は、一度体験すべきですよ。

三宅島TT、開催の危機か2007年02月21日 22時24分03秒

東京都では、マン島TTに倣って 三宅島で公道レースを開催しようとしている事は周知の事実ですが。
HONDAの宮城氏などプロライダーが、待ったをかけているそうな。

慎太郎にダメ出し…三宅島公道でオートバイレース構想
(by ZAKZAKさま)

宮城氏は、都とともに大会を主催する日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)から「どうすれば公道レースができるか?」という依頼を受け、昨年7月から三宅島を4回訪問、予定コースの外周道路(30キロ)などを視察・試走した。  その結果、(1)幅員が6-7メートルと狭く道路沿いに家屋や石垣などがある。クラッシュパッド(緩衝材)などで対策しても安全性は不十分(2)都内の総合病院まで最短40分かかり、救急設備も不十分(3)車両の安全地帯がなく、事故の場合は2次災害が懸念される-などと判断。 「絶対に公道レースはやってはいけない」と結論づけ、「小さくてもいいからサーキットを作るべきだ」と提案した。
まあ、ごもっとも。
そもそも公道でレースしようってんだから、危険じゃない訳が無いと思いますよ。
サーキットだって充分危険なんだし。
マン島でのレースが安全かというと、全然そんな事は無いでしょうね。過去にも安全対策を巡っていろいろな意見が交わされたけど、マン島レースの伝統を守る事を最優先し、昔ながらの方法でやってます。
だから時々死者も出ております。それを批判する気はありませんが。それが怖いならレースに出なきゃいいだけだし、誰もそれを咎めはしない。
三宅島の方は伝統も何も無いのだから、わざわざマン島TTを踏襲する意味合いは薄いと思います。

ただ、公道レースを否定したくは無いので、宮城氏の報告した問題点を考えて見ますと・・・

(1)はマン島でも同じことが言えます。石垣は以外に厄介。アウト側で危険なのはもちろんの事、イン側でもクリッピングを攻めるあまり石垣に肩をぶつけてバランスを崩し、アウト側に突っ込んだクエイル選手の例もあります。
(2)は・・・前田氏の事もあるし、万が一のときの医療体制は必要以上に整備されなければならないでしょう。そうなると諸島部というのはかなり厄介です。
(3)も、面積が限られている島ではどうにも。

ライダーの端くれとして言わせてもらえれば、公道レースはエキサイティングで面白いと思います、が、島でやる意味は無いです。
やるんだったら本州。そうすれば観戦にもバイクなどで行けます。
純粋にレースとしてみた場合は、その方がまだ可能性があります。
本末転倒なのは分かっていますが、ライダーを危険に晒してまで三宅島の観光をプッシュする意味がどこにあるのか理解できません。
今年の11月の開催を予定しているそうですが、本当に出来るのかどうか。何事も無く終わるのかどうか、不安ですね。

三宅島にサーキットを造るというのも、これまた極論です。そんな金がどこにあるかと。
モタードレースみたいに小規模で出来るものならば、とも思いますが、それもまた違うと思いますし。
いっそのことレースはやめて、マッドサンデーみたいに大規模ツーリングにしてしまえば・・・いや無理ですね。残念ながら、そこまでライダーの意識も高くないし。

何もかもが時期尚早だと思います。


レースは危険なものだからこそ、万全な準備が必要だと言う宮城氏の言葉には重みがあります。
現場の人間が一番分かっているのですから、東京都も真摯な対応をして欲しいものです。

これに対し、都は「公道を使い、安全性を確保できるレースを検討中」といい、MFJの神谷忠ロードレース副委員長も「スピードを競うのでなく、安全に配慮したレースにすれば問題ない」と語り、オートバイメーカーに協力を要請したが、反応は厳しい。 (強調は筆者)
それはレースとして成り立つのか?

ぬー れー たー めー2007年02月22日 12時45分45秒

頭の辺りがウリ二つ? モト冬樹とニコラス・ケイジを見比べるシネマトゥデイさま)へのtb。

ニコラス・ケイジ主演の映画「 ゴーストライダー」の記者会見場に、花束嬢としてモト冬樹が現れた、という実によく分かってらっしゃる方の演出w
ええ、似てます。頭髪具合が特に。
ただ完全に似ているわけではなく、モト冬樹には濡れた眼が足りないですね。
ニコラスケイジの最大の魅力は、そう簡単には手に入らない様子。

ゴーストライダーというのはアメコミだったのですね、知りませんでした。
私の中ではこっちのイメージが強いです。

気腫疽菌による死亡例・前例の無い報告2007年02月23日 00時03分36秒

牛「気腫疽菌」、世界初の人感染…千葉で男性死亡
(by 読売新聞さま)

千葉県の船橋市立医療センターは22日、同県内の50歳代の男性が、主に牛の病気の原因とされる「 気腫疽菌(きしゅそきん)」に感染し、死亡したことを明らかにした。  気腫疽菌は破傷風菌の仲間で、通常は土の中などに存在する。人への感染が報告されたのは世界初という。
破傷風の仲間と言う事は、嫌気的環境即ち土壌中に存在すると言う事で、亡くなられた男性は破傷風と似た経路によって感染したという事でしょう。
まさかこんな細菌に感染するなんて誰も予想できないし、ワクチン接種も何も出来なかった、異例中の異例と言えます。
ちなみに破傷風ならば三種混合などでワクチン接種を行っているはずですが、それも約10年で免疫は無くなるとの事。そういえば私が事故った時にもトキソイド接種をしました。
この気腫疽菌に対しては、ヒトのワクチンがあるのか、治療法はあるのか、また感染経路の解明やヒトからヒトへの感染はあるのかなど、ちょっと注意しなければなりませんね。
偏性嫌気性菌だし、ヒトからヒトへの感染は、余程のことが無い限り起こらないとは思うのですが、憶測の域を出ません。
もともとは家畜に好発するという事で、感染経路上に家畜などへの接触は無かったか、なども気になりますね。
もっとも下手に騒ぐと風評被害に発展してしまうので注意が必要ですが。

死亡した男性は2006年2月、高熱と胸の打撲傷で、同センターに搬送された。男性は搬送時、既に心肺停止状態で、すぐに死亡。のどの炎症を起こし、体全体が膨れ上がり、特に肺の膨張が著しかったため、男性の肺の組織を調べると、気腫疽菌が検出され、肺の筋肉が壊死(えし)していた。  同センターは、「気腫疽菌は人には感染しないというのがこれまでの『常識』だった。くわしい感染経路を調べることが今後の課題」としている。
なんとも凄まじい症状です。
破傷風の場合は筋肉の硬直から呼吸困難で死亡するというケースが多いのですが、気腫疽の場合にはそれ以上の様子。
一刻も早い対応が望まれますね。

「うどん 天野屋」 / ざるうどん2007年02月25日 17時53分44秒

榎戸の「天野屋」さんに行ってきました。
場所はJR総武本線の榎戸駅すぐ近く、県道76号から路地に少し入ったところです。ちょっと探せばすぐに見つかります。

住宅兼店舗のスタイル。



まだ出来て間もないといった雰囲気です。
店内も新しく、厨房と製麺室が見えます。席はカウンターが6、こあがりが8。
こじんまりとしたお店です。
お冷やにはレモンスライスが入っていて、さわやかな風味。すっぱいけど。

今回は素うどん。



うどんは滑らかで舌触りがよく、コシは強すぎず優しい感じです。でも腰砕けではないのできゅるきゅるとした触感を楽しめます。
つゆはやや甘口で、うどんはこのぐらいがちょうどいいです。ダシも結構強く効いていて、美味しいです。
天ぷらのおまけも付いています。前もって揚げたものなので冷めてはいますが、おまけだからまあいいです。ちなみにさつまいもの天ぷらでした。

ちょっと小腹が空いたな、と言うときに軽く一枚、それでこのうどんが出てくれば満足です。
他にもいろいろあるので、試してみたいところです。