「金融腐蝕列島」を読んでみました2007年02月01日 21時24分37秒

金融腐蝕列島(上)
金融腐蝕列島(下)

普段は漫画か雑誌か教科書しか読みませんが、たまには、ということで小説を読んでみました。
映画にもなった「金融腐蝕列島」上下巻です。

銀行会長の愛娘が絡んだ不正融資案件の処理に突如として移動させられた主人公、それを皮切りに不良債権に絡んだ事件やら不祥事やらが出るわ出るわ。それに振り回される主人公の明日はどっちだ、的な作品だと思います。
一つの案件をずっと追って、それが最後には解決、というスタイルではないので、読んでいて話の流れについていくのが大変。文中にレポートとか新聞記事の記述があるのですが、それも読むのが大変。私が読みなれていないせいですが・・・
また銀行絡みの話は全く分野外ですから、内容を理解するのが大変でした。今でもよく分かってませんが。
でも、続編は読んでみたいですね。「呪縛」と「再生」。理解を深めるために、第一勧銀の方も調べないと。

なんでいきなり経済小説?かというと、入院中に同室の方に借りた本が面白かったのですよ。

銀行告発

こちらは一つの案件からいろいろなスキャンダルへと発展していくスタイルで、話の筋道が分かりやすかったです。反面ご都合主義的な部分もあったり「その伏線はどーなのよ」とも思ったこともありますが、読んでいてとてもハラハラさせられましたので、結局面白かったということですねw
この銀行告発の作者さんは実際に銀行広報で総会屋対策をやっていた方らしく、金融腐蝕列島の主人公のモデルでもあるとか。

普段小説なんぞは読みませんが、これからは少しずつ読んでみましょうかね。ライトノベルは遠慮しときますが。

「手打蕎麦 泰庵」 夜の部2007年02月02日 22時39分26秒

千葉県でもトップクラスの蕎麦を楽しめる「泰庵」さん。これまでは昼ばかりでしたので、今日は夜行ってみました。
まあ、夜といっても特別高いものを頼むわけじゃなく、いつもより一品多い位です。

まずはお酒。



とはいってもこれは友人の頼んだ日本酒。銀盤だったか?
私は酒が呑めないし運転なので、見てるだけ。
竹の器で周りを氷で冷やしてあります。氷には1輪挿してあり、細やかな気遣いを感じます。
見ても楽しめるのですが、実はたっぷり入っている模様。友人はしっかり酔っていました。

蕎麦の前に少しお腹に入れます。
前回食べて美味しかった 玉子焼き、それに「網焼鴨肉」です。



柚子胡椒か山椒で頂きます。とても肉厚で肉汁たっぷりの肉です。脂も程よくあり、肉!という感覚満載。
この日は運動したのでタンパク質が美味しく感じますよw
締めは天せいろを頂きました。お腹いっぱいです。

泰庵さんはサイドメニューが非常に充実していて、蕎麦だけじゃなく酒を呑むのにもよいですね。
魅力的なメニューがそろっているので、また夜に行きたいです。

「手打そば じつかわ」 / 天ざる2007年02月04日 22時27分44秒

茂原の「 じつかわ」さんに行ってきました。
茂原の蕎麦屋は未開拓なので、楽しみです。
場所は茂原市、R128の東側の「高師」交差点(茂原市高師、となります)を海の方に向かい、県道84号に入り、外房線高架手前の左側にあります。

看板がこのように見えるので、これを目印にしてください。



お店の概観はこんな感じ。



とてもきれいなお店です。
店内もかなり洗練された雰囲気です。椅子席が14、こあがりが8、カウンターっぽい席が7。
椅子の背もたれが細身で、なかなか見ない形状です。

さて今回は基本に戻り、「天ざる」です。



スタンダードな天せいろですが、ケースに入った海苔もあります。

つゆは辛口で江戸蕎麦の流儀を思わせます。ダシも強く、力のあるつゆですね。ただ濃さは普通で、強くもあり上品でもある、という印象です。
蕎麦は色味の薄い細身。味や香りは上々です。コシはもちもちとした中で踏ん張るタイプ。
私用語で言うところのダンパー系です。
ただ噛んだ時の感覚は潔く、もちもちとしていますがぷつりと切れる感覚も併せ持っている。
スプリングレートを低く、フォークオイル粘度をやや高めに設定した場合、あとは油面での調整が沈み込みの印象を決定するパラメータになりますが、それが見事にマッチしている、と思います。
コンプレッションはやや高めですが、リバウンドは低く、伸び側に関しては速やかであり、プログレッシブな感覚が強い蕎麦になっています。
わかりませんね、はい。

天ぷらはえび、しいたけ、ししおつ、なす、穴子。
衣がややたくさん付いていますが、揚げ方は素晴らしく油っこくない。割とさっぱり頂けます。
大満足なお蕎麦でした。

茂原駅からも歩いていける場所にありますので、茂原で蕎麦に迷ったらまずはここでしょう。
少々値は張りますが、味は保証できます。おすすめだ!

「手打ち庵」 / 白子もり2007年02月05日 10時54分20秒

千葉県東部の海近くを走った方は分かると思いますが、かなり広範囲に蕎麦屋の看板が出ています。
「もうわかったから!」と突っ込みたくなるぐらいに執拗に見かけます。
今回はその「手打ち庵」さんに行ってみました。

場所は敢えて言いません。海近くをドライブしていればそのうち看板が見つかります。
後はオリエンテーリング感覚で探してください。

お店の外観はこんな感じ。





民家に併設したプレハブをアレンジした店舗です。
ちょっと隠れ家風で面白いですよ。
店内も手作り感でむせ返るほどの造りです。日の光が差し込むので清潔感もありつつ落ち着いた雰囲気。
場所も、こういっては失礼ですが、周りにはほとんど何も無いので、時間の流れがゆっくりに感じます。
あー・・・眠くなりますねー。

今回はシンプルにもり一枚。「白子もり」です。



日光が強くて光っちゃいました。加工も無理でした。すいません。

「白子」といっても白子が練りこんであるとかいうことはありません。地名由来です。
蕎麦はぶっとい二八田舎蕎麦です。味や香りはそこそこあり、噛めば噛むほど味が出てきます。ぶっといだけにコシも超強力です。噛み締めて味わうスタイル。江戸蕎麦の対極に位置するような蕎麦です。
つゆはかなーり甘口で、これも田舎蕎麦って感じです。ダシや濃さはほどほどですので、どちらかというと蕎麦の方が強いですね。
呑むわけには行かないのですが、よく噛むので一枚でも結構腹にたまります。

蕎麦の後は蕎麦湯ですが、保温器に入っているのでセルフでとってきます。
その蕎麦湯が無茶苦茶に濃ゆーいものです。なんだろう・・・コロイド?みたいな。
おかげで、もりで腹いっぱいになった後にトドメをさされます。蕎麦湯で腹を満たせますね。
なかなかに面白い蕎麦でした。

お店を探すところからして、ちょっとした探検気分。
海岸線のドライブついでに寄り道すると、面白いと思います。

パトカーを盗まれる警察て2007年02月06日 09時14分10秒

路上駐車のパトカーが盗難 容疑者「歩き疲れて」 前橋
(by 朝日新聞

群馬県警前橋署員がキャッシュカード不正使用の捜査のため前橋市本町2丁目の前橋本町郵便局を訪れている最中に、路上に駐車していたパトカーを盗まれた。
パトカー盗難はときどき起こりますが、起こるということは学習していないということかな?
いくらなんでもパトカーは盗まないだろう、という慢心からきた間抜けな事件です。
パトカーといえど一般車両と同じように気をつけてもらわないといけません。
よくネズミ捕りで張ってるパトカーを見かけますが、長時間アイドリングで待機しているのは京都議定書に真っ向勝負しているのか?と思わざるを得ないというか。
その辺の慢心というか驕りというか、世間の感覚とのずれがありますので気をつけてほしいです。

あと、

調べでは、池沢容疑者は逃走中に縁石などにぶつかる自損事故を起こし、真っすぐ走れなくなったため、駐車場に乗り入れたという。
けが人などが出なくてよかった。。。
縁石ヒットして直進不能、シャフトまで逝ってそうです。結構飛ばしてた模様。