房総の林道走ってみた:南条線2016年05月05日 18時14分45秒

千倉の林道シリーズ。この日最後の林道探索でした。
安房グリーンラインから小松線を経由し、そのままこの南条線に出ました。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

南条線>complete!

路面状態・・・完全舗装。落葉多少。

南条線:起点

南条線:林道標

林道標がいい感じに古びてます。
安房グリーンラインから神余地区に抜ける道の途中に分岐があります。
ちなみに神余といえば別荘地として開発されていて、レストラン大澤さんもありますね。大澤さんのキッシュがまあ美味しくて。
このまま林の中をぐにぐに抜けていく感じです。林道としてはあまり面白味はありません。たぶん作名ダムへの連絡路と言ったほうが、しっくりくるでしょう。

南条線:終点

南条線:青看

はい。終点かと思ったら、こっちが起点でした。作名ダムの天端が分岐点ですね。

作名ダム:湖面

少し日が落ちかけていたせいか、暗め。

作名ダム:看板

ダムの看板?ネームプレート?いい感じの経年感。

作名ダム:説明文

それなりに大きいダムみたいですね。管理施設も近くにあります。

作名ダム:堤体1

作名ダム:堤体2

作名ダム:堤体3

まあまあ立派。でも木がちょうど真正面なので、よく見えません。

作名ダム:柿

その近くに。ようなってますね。

千倉の林道シリーズもひとまず終わりです。探せばもっとあるんでしょうけど、とりあえずは完抜けできるってのが一つの判断基準なので。

房総の林道走ってみた:山倉線2016年02月29日 23時23分46秒

千倉の林道シリーズ。今回は千倉線と双璧をなす名林道。山倉線です。
場所的には千倉線の北側に位置し、大貫地域と南朝夷地域の境界線を走っている感じで、安房グリーンラインと千倉を結ぶルートになるでしょう。
もっとも、千倉線といい山倉線といい、普通の人は使わないルートですが。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。
山倉線>complete!
路面状態・・・舗装と砂利ダートが入り混じる。水たまり多し。ブッシュも深い。

この地域だと有名な林道で、ダートも残っています。
起点は安房グリーンライン側のようです。かなりのハイスピードで流れているルートなので、入線する際には早めのウインカーがいいでしょう。

山倉線:安房グリーンライン側入り口

山倉線:起点林道標

ちょいヤレの林道標が渋い。

入線してしばらくは舗装路が続きます。とはいえ山道。落ち葉もそれなり。スリップには注意して進みます。
ストリートビューがヘタれた点からはダートに切り替わります。ちょうど尾根筋に差し掛かるあたりです。
走行した日は数日天気だったにも関わらず、水たまりが多かったです。なので、走った後は泥だらけに。そこは覚悟しましょう。スタックするほどの深いところはありませんでした。
基本は砂利ダートですが、場所によっては土っぽいところも。
しばらくするとまた舗装に戻り、大堰線への分岐があります。

これまた過ぎるとダートに。この林道、都合2か所のダートになります。
終点は千倉の町の北西に位置します。

山倉線:終点

山倉線:終点林道標

山倉線:終点周辺

ゴール付近ではペット火葬場があります。住宅も何件かあるので、お静かに。

走ってみるとなかなかのロングランで、狭路ありダートありで、飽きません。
それなりに緊張感もあるので、かなりおすすめだと思います。

房総の林道走ってみた:小松線2016年02月11日 21時08分11秒

千倉の林道シリーズ・・・といっても千倉じゃないですけどね。便宜的にまとめましょう。同じ日に走ったし。
秘境ラーメン栄蔵さんと小松寺さんがある、小松線です。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

小松線>complete!

路面状態・・・完全舗装。わずかに苔むしあり。落葉は多い。

小松線:起点1

小松線:林道標

安房グリーンラインから少し入ったところが小松線の起点です。
ただの田舎道ですね。林道っぽくない。
小松寺の案内板の方がよほど目に入ります。
なお、安房グリーンラインから入ったところには、

小松寺:貴様に真の地獄を見せてやろうぞ

かわいい小僧の石像だぞう。

ここから入線するとすぐに緑の生い茂る道に。観光用道路としてはかなり雰囲気あります。日差しも木漏れ日程度しかないので、路面はまあまあ濡れています。苔もそれなりですね。
小松寺を抜けると、少し林道っぽいワインディングになりますが、ハイカーも多いのでハイスピードは危険です。
しばらく抜けていくとトンネルがあり、これを抜けると終点です。

小松線:トンネル

小松線:終点林道標1

小松線:終点林道標2

コンクリトンネルのなんと安心感の高いことよ。
紅葉の時期にも走ってみたい、万人向けの林道です。

房総の林道走ってみた:大堰線2016年02月11日 19時00分45秒

千倉の林道シリーズ第2弾。南朝夷の大堰線です。
千倉線の分岐をまっすぐ進んだよっぽどの魔境方面に向かいます。
千倉清掃センターへの分岐を抜けますと、大堰線の起点が現れます。

大堰線:起点1

大堰線:起点2

大堰線:林道標

真新しい。
分岐を右に入って山を登る感じですね。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

大堰線>complete!

路面状態・・・簡易舗装。落葉も落石も少ない。

山間部の畑を進む連絡道、という感じです。ここだけなら何の問題も無く行けます。
別にわざわざ名前付けるほどの道でもなさそうで、山倉支線でもいいだろうに。

なお大堰線に分岐せずに進むと、すぐにこの標示が。

大堰線:近くの行き止まり標示

全・否・定!
なので、抜けたかったら大堰線へ行くしかありません。
なお、この先は多少うねうねしながら田んぼの脇を進み、転回できなくなったところでデッドエンドです。
川沿いの崩落しそうな橋のスペースで何とか切り返しましたが、4輪は進んじゃダメなところでした。

房総の林道走ってみた:千倉線2016年02月07日 18時49分32秒

千倉の林道シリーズ。第1弾はかなり有名な千倉線。
高家神社でしっかり祈願したので、何事も起きない・・・はず・・・

南房総の地域の中で、館山市から旧安房郡千倉町にかけての畑地域、ここが南房総の中でも秘境というか交通の便が悪い地域でした。
それを解消すべく、安房グリーンラインが開通し、館山から白浜までが一気に近くなりました。
が、あくまでこれはタテのライン。実はヨコのラインはまだまだで、ちょっとでも畑周辺地域に舳先を向けてしまうと、移動の融通が利かないのです。
そんな地域では未だに、地図上では林道が交通路としては最短距離を担っております。
何も知らないファミリーカーが入りこんじまったら涙目になること必至ですがね!

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

千倉線>complete!:

路面状態・・・全面舗装。落葉多少。幅員注意。日陰での苔むし多少。

地域の名を冠しているので、メインとも言える林道でしょう。
今回は東側から入線しました。南房総市の千倉清掃センター付近に起点があります。

千倉線 / 起点

千倉線:林道標

千倉の南朝夷の集落に至る道から分岐しています。
いかにも魔境に片足突っ込んじゃうみたいな雰囲気ですが、そのまま進んだ方がよっぽど魔境なので、安心してください。
のっけから落ち葉も見えて苔むしていますけど、走行には案外影響がないです。

千倉線:前半路面

入線してしばらくはこんな感じの道路が続いています。割とワインディングなので、対向車にご注意を。案外車は走ってまして、この日も2台とすれ違いました。

千倉線:案内板

途中にこういう案内板が2つ。環境保護地域ということで。

半分ぐらいまで来ると段々落石も目立ってきますが、走行はできます。
途中に何かの施設がありました。

千倉線:海上保安庁千倉受信所

千倉線:海上保安庁案内板

海上保安庁の施設で、管轄が横浜と。職員さんはここまでこないといけないんですね、ご苦労様です。
道路も一段と苔むしております。

千倉線:海上受信所前

ここまで来たところで、またもや林道標が。

千倉線:中間林道標1

千倉線:中間林道標2

本当はここまでが千倉線なのかもしれませんね。地図でいうとこんな感じ
が、ここまでは実は普通に来られるのです。海上保安庁の職員さんが来ますし。
ここから先は、畑地域が本気で牙を剥いてくるので、セットで考えた方が良いかと思われます。

林道標のある場所からすぐに、トンネルがあらわれます。

千倉線:トンネル

車内から撮影。ハイビームです。路面はまだちゃんとしてますね。コンクリ吹き付けしてある心遣いがうれしいです。
トンネルを抜けるとそこは畑地域の林でした。幅員は完全に1台分。離合は無理です。ところどころに待避所はありますが。インプさんだと結構ギリです。大型SUVは大変ですね。

千倉線:畑地域待避所

カーブの途中にある、幅員広めのスペース。これ以外は1台分の道路が続きます。
正直、トンネル手前の方が良心的。後半戦は常に崖っぷち。運転席側の窓ガラスからは、崖ばっか見えます。
途中で本当にぶつかるんじゃないかという箇所もあるので、慎重に・・・

そろりそろりと抜けていくと、ようやく人の手が入った感のある畑が出てきます。
その先にはお寺さんがありました。

千倉線:瑞龍院1

千倉線:瑞龍院2

瑞龍院、と。安房房総を支配した里見氏のゆかりの寺院だそうです。
このあたりからは畑地域の集落になります。

千倉線:終点?

ここで少し(他よりは)広めの路地に出ます。終点、なのかな。
千倉線が通行止めの場合、ここから封鎖するので、まあまったく関連がないとは言い切れないポイントです。

総距離もなかなかあり、まあまあスリリングな道でした。とにかく幅員がしんどい。
正直後半戦は、軽トラ前提の作業道ですね。
畑地域から千倉に抜けようという時は、もうあきらめて戻るか進むかしましょう。この道を抜け道には使ってはいかんです。