「セント・シュバイン」2015年10月19日 22時49分30秒

南房総市は割合温暖な気候で、富浦ICから降りてR127のバイパスを進めば、ヤシの木並木がお出迎えです。
そんな南国ムード推しの入口から旧三芳村方面に県道296号を進むとありますのが、ハム工房兼コテージ兼リストランテと至れり尽くせりのお店、「セントシュバイン」さんです。
友人の某牛が「ドイツ語ならザンクトだろ」と熱弁をふるっておりましたが、細かいことは気にしないようにしましょう。

なお、意味は聖なる豚です。


お店は田園風景が心地よく広がる高台の上です。

セントシュバイン:テラスより

気持ちいいです。
駐車場から階段を上ると、すぐにこの景色。天気がいい日は是非ともテラス席をお勧めしたい。

この日はランチメニュー。軽めにホットドッグセットです。

セントシュバイン:サラダ

セントシュバイン:ホットドッグ

セントシュバイン:デザート

軽くないね。
意外に充実のサラダ。たっぷり野菜が楽しめます。
グはフランスパンを使用。そこにお店自慢のウインナー。本格的なウインナーだからこそ、パンもしっかりしてないとバランスがとれないというもの。
デザートはこれまたしっかりしてらっしゃる。
どれもこれも美味しいのです。
この日は軽めに行きましたが、本当はがっつりウインナーとか肉系行きたいところ。

知名度もかなりあり、時には待ちも発生する可能性がありますが、ここを目指していってもいいぐらいの場所ですね。

免許証の件
大変助かりました
ありがとうございました



「トプカ」2011年02月25日 23時15分53秒

たまには東京のお店など。
神田須田町のカレー屋さん「トプカ」に行ってきました。
場所は彼の有名な蕎麦の老舗、神田まつやさんのすぐ近くです。秋葉原も近くです。

ビルの1階にある手狭なお店ながら、かなりご繁盛されている様子。インド人?シェフとウエイトレスさんがかなり忙しそうです。
入口で食券を買うスタイルで、看板に写真付きのメニューがあり、そこで選びます。
今回は、欧風ポーク野菜カリーを頂きました。
オーダーを済ませて席に着くと、スープがサービスで出てきました。
このスープがかなりスパイシーで、食事前に汗が噴き出します。辛いものが苦手なので、心が折れそうです。

しばらくするとカレーがきました。



きれいに盛り付けられてます。
カレーはさすが本格派。でも親しみのある味わいで、日本人の味覚に合わせt 辛いわ!!
さすが本格派。辛さもパネぇ。舌かじんじんします。
でもその辛さも含めて、むっちゃ美味い。辛いのは苦手なのですが、もちろん辛くてしんどいのですが、それでも食べてしまう。不思議!
具材のポークがまた絶品なのですよ。かなり脂がありますが、しつこさがなく旨味だけ。辛いカレーにはこの脂身の甘さが優しく感じます。
野菜も一手間加えてあり、実にいい。
辛さに身悶えながらも、最後まで満足でした。

秋葉原に来たら、ちょっと足を伸ばしてみるのも悪くないですね。



2011.4.16 追記

震災後また来てみました。今度はカツカレーです。
前回は気付かなかったのですが、「マイルド」なるものがあったので、お願いしてみました。



辛さを抑えつつ、最後に生クリームトッピング。インドの優しさが胸にしみる。
前回とは打って変わってマイルドで甘ささえ感じます。これなら大丈夫。
カツは高温でからっと挙がってます。これも美味い。

「吟そば凛」 / マダムコース2010年08月15日 19時30分13秒

吟そば凛 」 さんに三度。今日もコースです。

最初はやはり飲み物。ブルーベリージュースです。



これ以上フレッシュなのは無いぜ!
酸味がやや控えめなので、もう少し酸っぱくてもいいかなぁ。
贅沢な悩みです。

お次は前菜。



これは定番の肉巻きアスパラ。岩塩で頂くととても美味しい。
周りのレーズンもまた甘さが丁度良い。

次は豆腐。冷奴?



でもただの奴(やっこ)じゃ無いです。
畑のキャビアこととんぶりがあしらわれ、更にはそばつゆのジュレが彩を添えます。
アクセントに湯むきしたプチトマトがいますが、ありえないぐらいに甘いです。
とんぶりのプチプチとした食感、豆腐の滑らかさ。二つのコントラストをそばつゆジュレが取り持ちます。
和風なのに洋風な冷奴です。

次は・・・肉!



お肉は薄切りにして焼き、甘めのソース+スパイスで味付けています。スパイスがかなり効いています。
そのままだと粗野な風味なのですが、脇に鎮座ましましておられる豆腐のムースを絡めることで、優しく包み込みます。
スパイスの刺激が丸くなり、肉の旨味を引き出すのに専念してくれます。
このマッチングは素晴らしい。

次いで魚介からホタテのソテーです。



熱々のソテー。こりゃ美味い以外の選択肢はありませんよ。
パプリカも甘くて美味です。

更に魚介から、海老フライです。



海老フライですが、衣はアーモンドを細く切ったものです。
チリソースをつけて頂くのですが、これがまた辛い!最初は甘く、次の瞬間に辛味が一気にやってきます。
東南アジア風味です。

ここでまさかの揚げ蕎麦。



あんかけもあり、皿うどんスタイル。
揚げ蕎麦で食べるってのは思いつきませんでした。ズッキーニとかあんかけに似つかわしくない素材もまた魅力です。

締めの蕎麦。



せいろです。
以前はコシが無く頼りない感じでしたが、今回食べたらしっかりとコシが乗っています。滑らかさは変わらずなのですが、さらにそば殻の香りもプラス。主張の強い蕎麦になりました。
つゆもかなり醤油っ気の強い辛口。一転して攻撃的な蕎麦に変貌です。
つゆは甘さも兼ね備えた方がいいかな、と思いました。蕎麦がコシはあれど優しい風味なので、ちょっとつゆが強すぎます。
今度に期待です。

最後にデザート。



カクテルグラスには蕎麦団子のあんこ添え。カップの中身は肉料理に出てきた豆腐のムースです。
ムースはデザートにもなっちゃう、万能食材ですね。

久々に訪れましたが、なんか蕎麦のレベルアップが凄かったです。
このまま更なる進化を遂げると、恐ろしいお店になります。
勝浦ついでなどといわず、ここを目指すべきお店です。

「レストラン大澤」2010年07月05日 21時22分12秒

梅雨の中休みを時間単位で縫って出撃。いつ雨が降るか分からない、そんなスリルがたまりません。
嘘です雨はホントに怖いです。

そんなローサイドの危険性に怯えながら行った館山のお店。
レストラン大澤」さんです。
同名のレストランが東京にもありますが、こちらは館山です。

場所は館山市街地から更に下った県道86号線沿い。東急リゾートが手がける東虹苑という別荘地の中にあります。
県道沿いに看板が出ているので大丈夫だとは思いますが、見落としやすく下り坂の途中にあるので、ブレーキングにはご注意を。

お店の佇まいは、いかにも郊外の小洒落たお店です。



きれいにされてます。海からは少々距離がありますが、落ち着いた別荘地で実に静かなところです。
駐車スペースもおしゃれに整備されているので、むしろ停めていいのかなと心配になります。
店内もとてもきれいで、白と基調とした上に光が十分入るので、とても明るい。でも落ち着いた雰囲気を損なわない。
席はテーブルで十数席。ご主人の気が配れる範囲、といったところでしょうか。

今回はランチコースを頂きました。
まずは前菜です。



ベーコンとほうれん草のオムレツ、サーモン、ホタテのカレーソース掛け、など。
日本人向けの味わいで、美味しくて馴染みます。
オムレツがまた絶品なんですよ!バター感たっぷりなのでちょっとカロリーが気になりますが。
ホタテはカレーでも合うんですね。

ランチコースには本来ついてないので、追加オーダーでパスタを頂きました。
カルボナーラです。



さやいんげんを刻んであしらってます。
ベーコンは自家製だそうで、独特の風味がたまりませんね。ただのカルボナーラじゃないですよ。
こってり感も程よく、しっかりお腹にたまる感じです。

メインはお肉。鳥のローストです。



ソースは醤油っぽい風味がします。醤油かどうかは自信ないですが。
鳥はごくわずかなパサつきがあるのですが、むしろその方が鳥を食ってる感があっていいかも。ソースもそういった肉質に合わせてある感じです。これが完全にジューシーなものだと、逆に合わないと思います。
鶏肉もそれ自体の味がしっかりとあり、噛み応えがあります。

締めのデザート。



自家製ヨーグルトにくるみのタルトです。
ヨーグルトは酸味が程よく後味がさっぱりします。タルトは逆にこってりです。

館山の郊外の、しかも結構辺鄙なところに意外なお店があるものです。
今まさに館山が旬の季節ですので、お立ち寄りの際にはおすすめです。でも席数は多くないので、予約した方がいいかと思います。
東虹苑の奥には絵本専門店なんてのもあるみたいで、なかなか面白そうです。
R410は結構通っているのですが、県道86号はお初でした。まだまだ私も研鑽が足りませぬ。

「CUOCO」 / シェフのおすすめコース2010年04月15日 23時02分03秒

CUOCO さんでまたもやランチ。
今回は滋養をつけるために、ワンランク上のコースへ。



最初に出されたのがフォアグラ!さすが高いコース。
カリカリに焼いてあるので、思ったほどのしつこさはありません。
脂を落とした分旨味を楽しめます。




次いで前菜盛り。魚介が多いのがCUOCOさんって感じです。
バルサミコ酢ソースがまた魚介に合うんですよ。



パスタはミートソースにウニ添え。ウニはあくまで付け合せです。
こってり系のパスタでしっかりお腹にたまります。



ここいらで箸休め。トマトのシャーベットです。
トマトの風味だけを取り出した果汁みたいなのが確かありましたね。多分それを使っているのでしょう。
全く赤くないのに激しくトマトってます。



今回のメインイベント。オマール海老!
今日はどのコースにするか迷っていたら、おすすめコースならオマール海老があると聞き即決したものです。
名前だけは聞いてましたけど、実際に食べるのは初めて。
二つに割って焼く、実にシンプルな料理ながらこれほど美味いとは。
こう言っちゃ何ですが、マナー無視で貪り食いたいw



海老で手をべたべたにしながらお次へ。肉料理は牛と豚両方でした。
やや乾き感のある仕上がりなのですが、それだからこそ肉の旨味が感じられます。
特に豚は噛めば噛むほど味が深くなる。向こう側まで見えそうです。





デザートは2ROUNDで打ち止めです。

いつ来ても美味しいからいつでも来たくなる。しかも今日はオマール海老なんてサプライズもありw