「田」 / 鴨せいろ+アイスクリーム2007年12月01日 19時47分41秒

」さんに三度。
寒くなってきたので、鴨せいろをいただきました。





蕎麦は変わらず美味しいです。新蕎麦の時期なので味も香りも素晴らしい。
鴨汁はそのまま飲める限界の濃さ。やや薄く切った鴨肉に、脂の部分の細切れが入っています。しめじ、しいたけ、えのきも入っていて、結構具沢山。ネギは刻んだものと焼いたもの両方入っていて、ちょっとこだわりを感じますね。
蕎麦はよく冷やしてあり、鴨汁は結構熱い。この温度差はたまりませんね。強いて言えばもうちょっとつけ汁は辛くてもよいかも。
蕎麦も鴨汁も素晴らしい。美味しいです。

食後にアイスクリームを頂きました。



あんこは甘さ控えめ、というかしょっぱさも結構強いですね。アイスクリームの受けという意味合いでしょうか。慣れないと若干塩気を強いと感じてしまいますが、豆の風味がよく味わえます。
アイスは氷の粒を少し感じます。ケシの実?も上にかかっていて、香ばしい。
シンプルな取り合わせなのにあんこの存在感があるので、しっかり満足です。

「手打ち蕎麦家 甚五郎」 / 二八せいろ2007年12月06日 19時55分48秒

季美の森の「 うどんZ」さんにちょっくら行ったのですが、その途中に新しいお蕎麦屋さんを見つけました。
千葉東金高速の山田ICを降りて県道83号を右方向に進むと季美の森ですが、それより少し手前の左手にありますのが、「 甚五郎」さんです。
新しいお店なのでちょっと調べてみますと、東金大網茂原界隈を中心に飲食店を展開しておられる会社さんの新店のようです。確かに近くに同じ系列のラーメン屋さんがありますね。こちらはまだ行ってませんが、いずれ。

通りからは看板が見えます。



まだ新しくてきれい。
お店も新しい。



入り口は前室ありの妙に重たいドアです。なんかの試験室かここは。
入ってすぐに店員さんがお出迎えしてくれます。こういうところは企業的な教育が行き届いているなー、と感心します。
職人さんも店員さんも、実にきびきびと動いてらっしゃいます。季美の森だけに。
店内は結構広いようで、席数は分かりません。テーブルに座敷もあるようです。

今回はうどんZさんからのはしごだったので、軽くせいろのみ。



つゆは甘さと辛さのバランスからいうと、やや甘みが勝っています。しかも実に深い甘みです。ダシはかなり強く、これだけなら江戸流儀の切れ味鋭い粋な風味ですが、甘みもあるのでバランス的になかなか面白いところを突いてきています。
蕎麦は味、香りともに上々。二八とはいえ新蕎麦の時期だけあります。コシはしゃっきりとした強さ。この辺は江戸っぽい。表面はややざらつきます。星はありません。
蕎麦の冷やし方が絶妙で、これ以上も以下も無いところをついてきています。
総じて、非常に研究された印象のある蕎麦です。職人さんの好み等々はあまり見えてはきませんが、誰もが美味しいと思える平均値を模索したのでしょうか。実験計画法でも導入したのでしょうか。
万人に受け入れられる味だと思います。でも没個性というわけでもない。
今回はせいろのみでしたが、他の種物も気になります。またおつまみもそれなりにあるので、夜に呑むという選択肢もアリですねー。久保田ありますし。
まだまだ住宅ばかりでお店が少ない印象の季美の森界隈ですが、これからどんどん発展する事を予見させる、そんな味です。ここは押さえておいて損は無いです。

何でだーっ!2007年12月13日 09時46分39秒

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このblogは33%の悪意と67%の蕎麦で出来ている模様。

蕎麦って言うな!

「房州」 / 香味醤油めん+熟成ちゃーしゅー2007年12月17日 13時37分03秒

木更津祗園の「 房州 」さんで昼飯。
前回は塩でしたので、今回は基本の醤油へ。
こちら醤油味には、恐らくノーマルな醤油と、あぶら醤油めんがあります。
名前からして恐ろしそうなので、もちろん普通のにしました。
香味醤油めん、それに熟成ちゃーしゅートッピングです。



スタンダードな醤油ラーメンですね。
スープは魚介をメインに動物系の味も感じます。すっきりとした味で、万人に受け入れられるタイプでしょう。
麺はわずかに細めでほとんど縮れていません。麺自体の味はほどほどにします。
具材はチャーシューに味玉、のり、メンマ、ネギ。
チャーシューは煮豚ですね。とても柔らかく、脂身は多いですがしつこくありません。
味玉もよく味がしみています。
見た目どおり王道な醤油ラーメンです。突出したところはないかもしれませんが、非常に安定感があります。

木更津は結構ラーメン屋さんがありますね。これ以上なんかすると竹岡式の勢力が増してくるので、いわゆる普通のラーメン屋の境界線と言えなくも無いかな・・・
街としても比較的大きいところなので、まだまだ美味しい店はありそうです。

「しょうね家」 / かもなんばんうどん2007年12月19日 16時49分01秒

しょうね家 」さんへ。この寒い季節にはそういうメニューが増えてきます。
今日訪れたら、モツ鍋うどんとかありました。気になるなぁ。しかし一人で鍋はちとキツい。
というわけで、温かいうどんから「かもなんばんうどん(大盛)」です。



汁はよくダシが出ていて、蕎麦屋の鴨南蛮のそれに近いです。甘味が効いているのと若干とろみがあるのが差でしょうか。
うどんは相変わらずの美味しさ。温かいとはいえコシは損なわれず、しかし優しい。
具は鴨肉とネギのみ、シンプル。
鴨肉は、肉はやや固くしっかりとして肉汁の味を楽しめます。反対に脂は当然ですが柔らかく、クセのない素直な甘味と旨味を楽しめますね。いい肉です。
ネギは緑の部分と白い部分が分かれています。緑の方はしっかりと煮込み、ネギの深い甘味を楽しめます。白い部分は細く切ってうどんの上に盛ってあり、シャキシャキとした食感を楽しめます。ネギ一つとっても工夫で楽しみ方が広がります。このネギの使い方はちょっと感動です。
相変わらず完成された一品です。

冬季限定のメニューにはうどんすきもあります。次回こそは攻めていきます。