「もみじ」 / 二色天大盛り2006年09月14日 15時02分33秒

普段通っている道から1本入った通り。
ほんの数mの事ですが、意外な発見があったりします。
自分では知っているつもりの街も、ちょっとの回り道で新しい一面を垣間見ることが出来ます。
そう、例えば「こんなところにお店がっ」といったように。
今回ご紹介いたしますは、そんな盲点のような場所にあったお蕎麦屋さん「もみじ」です。

場所はみつわ台総合病院の真裏。周りは住宅とか小さい畑とか。
車の場合、県道64号を四街道方面に向かい、都賀駅付近を少し過ぎた頃に見えるユニディとセブンの信号を左折して、左を見ていると見つかります。
まさかこんなところに蕎麦屋があるとは、という所ですので、見落とし注意です。

お店の佇まいはこんな感じ。



いたって普通のお店です。
店内に入ると、白い壁に民芸調のテーブル。6、4、4、2人掛けです。
奥には座敷が3テーブル。その他にふすまに仕切られた部屋が一つ。
店内奥には厨房と蕎麦打ち部屋が。ちょうど職人さんがお蕎麦を打っている最中でした。

今回頼んだのは「二色天」、大盛り。
普通のお蕎麦と更科蕎麦の2点セットで、限定10食だそうです。どうも更科蕎麦が限定のようですね。
注文してしばらく待つと、お蕎麦が来ました。



白磁のように真っ白な更科蕎麦と、やや太目の蕎麦。美しいコントラスト。



まずはそばつゆを口に含みます。
濃くも薄くも無い、ちょうどいいつゆです。辛口でも甘口でもない。ど真ん中のつゆですね。
鰹のダシを適度に感じます。
まずは限定の更科から。
白っぽい蕎麦ですが、味も香りも十分。太さも表面のざらつきも丁度良く、お蕎麦のお手本のようです。
次は普通の。
こちらはやや太く、コシが強いので、噛んで食べた方が良いでしょう。
どちらも味わい深い蕎麦です。

ある程度蕎麦をやっつけたら、今度は天ぷらです。



えび、なす、かぼちゃ、ピーマンの4種。
少し油を感じますが、揚げ具合はなかなか良いです。

最後に蕎麦湯を頂きます。蕎麦湯はまっさらなタイプです。
薬味は蕎麦湯を呑む時に使う派ですので、大根おろしとわさびで頂きます。
わさびは辛味が強く、きっちり効きます。
大根おろしは辛味大根でしょうか、油断していると強烈な辛味が襲ってきます。
蕎麦湯で割ると、そばつゆの鰹ダシを鮮明に感じることが出来ますね。

思いもよらない場所に思いもよらない美味しい蕎麦がありました。
普段の街も、見方を変えるとこんなにもキラキラ輝いて、まるで宝石箱の中にいるようなk

食後は、病院真正面の喫茶店でコーヒーを飲んでいきました。
残念ながら名前は忘れました。器和カフェなんとか、みたいな名前です。

こうしてみると、みつわ台という土地は色んなお店があります。
侮り難し。

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