「手打蕎麦 ゆい」 / 地元野菜の天せいろ ― 2007年12月30日 08時53分00秒
千葉県の観光名所の筆頭にして我が鍛錬の場でもある養老渓谷にお蕎麦屋さんが出来ていたようです。
今回はそんなところにある「 ゆい」にゃんさんでお昼です。
場所はお店HPに譲りますが、まさに養老渓谷のメインストリート沿いです、ただし旧道の方ですが。
非常に勾配の大きい曲がり道を抜けると、一段高いところに看板が見えます。

お店は道路から少し高いところにあります。古民家アレンジなのですが、まだ新しいしモダンな雰囲気があります。

店内はこれまた古く落ち着きがありながらも新しさを忘れない、保守且つ革新。
席はテーブル席がいくつか。周りにはこだわりの品々が飾られております。
今回は基本の天せいろですが、丹精込めて作られた地元のお野菜を堪能すべく、「地元野菜の天せいろ」です。

きれいにまとめられています。
まずはお蕎麦を頂きます。

つゆは醤油が前面に出た辛口で、ダシがとても強く効いています。しかし酸味はあまり感じないので、実に丁寧なダシの取り方をしていらっしゃるようです。私は酸味があるのも好きなのですが、風味が強くなりすぎてしまう欠点もあるので一長一短です。
また口に含むと、とてもねっとりと舌に絡みつくような、独特なつゆです。粘度が高いですね。
蕎麦は味も香りも上々です。良く冷やされているので、コシもかなり強く感じます。
表面はつるつるしているので、どんどん呑み込めます。
ややつゆが勝っているような気もしますが、好バランスですね。これはまた個性的なお蕎麦です。
お次は野菜の天ぷら。

まいたけ、かぼちゃ、さつまいも、葉物、掻き揚げに・・・謎のオレンジ色の丸い物体。
なんだろうかと思ったときに目に入ったのは、ご近所の方が作られた梅干しの販売。
しかし食べてみると、あんずでした。ほのかに甘いのでデザート感覚?
どうせなら梅干しの天ぷらも添えて二択にして相手のガードミスを誘うってのも面白いかもしれませんね。
地元野菜と銘打っているだけあって、素材は実に味がいいです。揚げ方はちょっと油を強く感じてしまい重たいので、ここが改善されればもっと良くなるでしょう。
ともあれ、非常にこだわり抜いた一品でした。
帰りがけ、奥の部屋に焼き物の展示があるのを見かけました。
なんでも養老渓谷に窯を構えるイギリス人陶芸家の クリス・クラークさんの作品だそうです。塩釉という技法だそうです。初耳。
その奥の座敷には、どうやら地元の工芸品などの売り場のようです。
そこに、店名の由来がありました。この地域では茅葺屋根を葺くときに寄り合って共同作業するそうですが、それを「結い」と言うそうな。
アットホームな雰囲気を損なわないこのお店の雰囲気も、そんなところから来ているのですね。
千葉の奥座敷とも言えるこの地にわざわざ居を構えていらっしゃるだけの味だと思います。
養老渓谷に行ったときでも通ったときでも、このお店は一度は訪れてみたいところですね。
今回はそんなところにある「 ゆい」
場所はお店HPに譲りますが、まさに養老渓谷のメインストリート沿いです、ただし旧道の方ですが。
非常に勾配の大きい曲がり道を抜けると、一段高いところに看板が見えます。
お店は道路から少し高いところにあります。古民家アレンジなのですが、まだ新しいしモダンな雰囲気があります。
店内はこれまた古く落ち着きがありながらも新しさを忘れない、保守且つ革新。
席はテーブル席がいくつか。周りにはこだわりの品々が飾られております。
今回は基本の天せいろですが、丹精込めて作られた地元のお野菜を堪能すべく、「地元野菜の天せいろ」です。
きれいにまとめられています。
まずはお蕎麦を頂きます。
つゆは醤油が前面に出た辛口で、ダシがとても強く効いています。しかし酸味はあまり感じないので、実に丁寧なダシの取り方をしていらっしゃるようです。私は酸味があるのも好きなのですが、風味が強くなりすぎてしまう欠点もあるので一長一短です。
また口に含むと、とてもねっとりと舌に絡みつくような、独特なつゆです。粘度が高いですね。
蕎麦は味も香りも上々です。良く冷やされているので、コシもかなり強く感じます。
表面はつるつるしているので、どんどん呑み込めます。
ややつゆが勝っているような気もしますが、好バランスですね。これはまた個性的なお蕎麦です。
お次は野菜の天ぷら。
まいたけ、かぼちゃ、さつまいも、葉物、掻き揚げに・・・謎のオレンジ色の丸い物体。
なんだろうかと思ったときに目に入ったのは、ご近所の方が作られた梅干しの販売。
しかし食べてみると、あんずでした。ほのかに甘いのでデザート感覚?
どうせなら梅干しの天ぷらも添えて二択
地元野菜と銘打っているだけあって、素材は実に味がいいです。揚げ方はちょっと油を強く感じてしまい重たいので、ここが改善されればもっと良くなるでしょう。
ともあれ、非常にこだわり抜いた一品でした。
帰りがけ、奥の部屋に焼き物の展示があるのを見かけました。
なんでも養老渓谷に窯を構えるイギリス人陶芸家の クリス・クラークさんの作品だそうです。塩釉という技法だそうです。初耳。
その奥の座敷には、どうやら地元の工芸品などの売り場のようです。
そこに、店名の由来がありました。この地域では茅葺屋根を葺くときに寄り合って共同作業するそうですが、それを「結い」と言うそうな。
アットホームな雰囲気を損なわないこのお店の雰囲気も、そんなところから来ているのですね。
千葉の奥座敷とも言えるこの地にわざわざ居を構えていらっしゃるだけの味だと思います。
養老渓谷に行ったときでも通ったときでも、このお店は一度は訪れてみたいところですね。
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