「久呂麦」 / 上鴨汁2008年09月15日 20時22分52秒

公津の杜の 久呂麦さんで昼飯。
前回は天ぷらでしたし、まだ食べた事が無かったので鴨せいろへ。
メニューを見ると鴨汁の(上)なんてのが。値段も明らかに別物なのですが、ここで退くわけには行かず。いざ。
上鴨汁(\2520!)です。

まず最初に、鴨焼きです。



よーく見ると分かりますが、汁が沸騰しています。
そう。鴨とネギがじゅぶじゅぶと焼かれた状態で来るのです。思わずムービーで撮ろうかと思ったぐらいに食欲をそそります。これマジやばい。
鴨肉は分厚い脂身があり、肉も程よい硬さと柔らかさ。噛めば肉汁と醤油ベースの汁が口の中で暴れだします。圧倒的な旨味で口腔内戦勃発。
脂身も、かなり脂はあるものの、思ったほどのくどさは無く、というかほとんどいなく、純粋な脂身の甘味と旨味が戦に乱入。
ネギは大方の想像通り、凶器のような芯の熱さ。多分今日私が死んだら死因は間違いなくネギです。
十分気をつけながら歯を入れても飛び出してくるので危険極まりありませんが、ネギの甘味が鴨の旨味、脂身の甘味、つゆの醤油味と合わさり、むしろネギ主役?と思ってしまうほどの存在感を発揮します。
マッカーサーと某塾長が殴りあうかの如き激しさを持った凄まじい鴨焼きです。

鴨焼きでお腹一杯にしたいところですが、余韻に浸るまもなく鴨せいろ本陣に攻め込まなければなりません。









上鴨汁では、鴨汁に三色せいろの多国籍軍。
鴨汁はやや醤油が強いものの、ダシも鴨の味もしっかり出ています。鴨の脂がすごいせいか、表面に浮いています。これちょっとメタボ的に大丈夫かいな。
具は鴨肉、つくね、しいたけ、ネギ。どれも味が素晴らしいのは鴨焼きで証明済み。
蕎麦は三色来ますが、鴨汁は強いのでやはり粗挽きが一番合います。二八も十割もいいのですが、やはり風味が強い蕎麦の方が戦えますね。

鴨焼きで感動してしまいますが、鴨せいろも本当にいいですねー。また食べたいです。
締めくくりには蕎麦饅頭を出していただきました。個人的には熱い食べ物の後は冷たいアイスがいいなあ。別で頼んでおくと吉です。

何一つ妥協が無く、隙も無い。いつまでも楽しめるお店です。

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