「久呂麦」 / おまかせ天ぷら2007年03月02日 23時13分00秒

久呂麦」さん再訪。今日は夜です。
前回訪れた時から気になっていた「おまかせ天ぷら」にチャレンジ。

と、待ち合わせた友人が遅れているので、先にふろふき大根でしのぐ事に。



たっぷりと汁を湛えた大根は、適度な柔らかさで箸が入りやすい。味噌の上には柚子胡椒が乗り、アクセントになっていて美味しいです。

程なくして友人が来たので、いよいよ「おまかせ天ぷら」へ。



海老、鯣烏賊(するめいか)、小柱真薯。
小柱は馬鹿貝の貝柱だそうな。
2回目ですが、普通の天ぷらもさすがです。油はほとんど感じず、実に軽く揚がっています。
天ぷらには塩、天つゆのほかに、梅ソースなるものをつけて頂くそうです。
真薯はふんわりとしていて、かなり熱いです。はふはふしながら食べるものですね。

間をおかずに次の一品。椎茸の包み揚げです。



甘めのつゆに浸してあります。
椎茸のかさの部分に蟹肉を詰め、しその葉で包んであります。手が込んでますね。ここ蕎麦屋だよな?



ちょっと風向きを変え、小魚の南蛮漬けです。酢の香りが、ややもたれかかった胃の調子を戻してくれます。
魚はなんだったかなぁ。わかざぎ?



今度は魚の天ぷら。アジと白身魚2種。これも失念。
茶色っぽいのはカレー粉です。アジの天ぷらをつけると一気にハイカラな味に。



帆立の天ぷら。天つゆに大根おろしをまぶしてあり、さっぱり頂きます。
つゆの中にはしその葉を刻んだものが入っていて、しその風味でなお一層さっぱりとします。



天ぷら最後の皿は野菜です。
さやいんげん、ふきのとう、たけのこ、海苔巻き(中身失念)、それに式部草。
どれも美味しく揚がっています。

通してみると、とても蕎麦屋とは思えないぐらい、もはや天ぷら専門店ばりのこだわりっぷり。
これで2100円ってのは安いんじゃ?

最後は蕎麦でしめます。「ニ色盛り」を追加注文。



粗挽きとニ八だったか。どちらも味や香りは申し分無し。粗挽きはコシ感が強く、ニ八はもっちりしています。
つゆは相変わらず素晴らしいですが、今日は甘さが強かったかな。
ここまで蕎麦が強いのだから、つゆは辛口の方が粋にやっつけられますが、ここはお店の意向を尊重。
美味しさには変わりありません。

揚げ物はちょっとカロリーが気になりますが・・・また来たいです。
酒を飲む人には堪らないんじゃないですかねー。