「手打蕎麦 しのはら」 / せいろ2007年10月21日 17時01分09秒

今回は漢の某イベントに逝った友人と待ち合わせ、大森の「 しのはら」さんに行きました。
場所は東京は大田区大森のハロワのはす向かいです。

佇まいは古めかしくも風情のあるビルです。



東京はこういった大正や昭和初期の雰囲気のビルが多いですね。映画さながら。
店内には靴を脱いで上がります。中もまた、きれいですけどどこかタイムスリップしたような感じです。



このタイプのお店は初めてかな・・・

今回は基本のせいろを頂きました。



つゆは結構醤油の強い辛口で、ダシもなかなかに効いています。甘さは少なく、切れ味鋭い細身のつゆです。
蕎麦は味、香りともになかなか強く、細身ながら存在感があります。コシは普通でざらつきはやや少なくつるりとした食感。つゆとも相まって、いわゆる「江戸蕎麦」を地で行く仕上がりです。
蕎麦の味や香りだけなら生粉打ちが良いのですが、二八にはその良さ、粋な味わいがありますね。それにヘタな十割よりも二八の方が味も香りも良い事もあったり。。。

さすがは東京の蕎麦、といったところでしょうか。
裏通りのやや静かな通りにあるお蕎麦屋さんですが、大森を訪れたときには押さえておきたいお店ですね。