「手打ちそば はせ川」2009年02月15日 17時17分18秒

京成臼井にある新店「はせ川」さんに行ってきました。
場所はR296がへんてこな曲がり方をする臼井台の近くです。ケーキ屋さんIL PINOの程近くでもあります。
駅から歩けない事はありませんが、やや遠いかも。駐車場も4台しかないので、その辺は事前に考えた方がいいでしょう。

お店はアパートの1階部分です。



まだ新しい感じがしますね。
店内もまだ新しく、清潔感があります。光が多く差し込むので、明るい印象を受けます。
席はテーブルで20人ぐらいです。
調度品などはさほど無くシンプルですが、余計なノイズが無いのもまたいいでしょう。

今回はランチメニューの天ぷらセットです。



ご飯付きです!
ご丁寧に天丼用のつゆも用意されています。

まずは蕎麦から。



つゆは口に含むとやや辛口に感じます。ダシは程よく効いています。
醤油が勝つこともなく、甘さがしつこい事も無く、非常にバランスのいいつゆです。
蕎麦は味、香りともになかなかのものです。コシは非常に強く、噛み応えがあります。表面はほどほどにざらつき、呑む方でもいけます。
蕎麦と一緒だとつゆの甘さが際立ってきます。不思議な感覚です。
トータルでいうとつゆはやや控え目で、蕎麦の存在感を引き立たせる役目に徹しています。
上品ながら存在感を失わない、いい蕎麦です。

お次は天ぷら



きす、なす、かぼちゃ、ししとう、にんじんです。
非常に軽く揚がっていて、歯を入れたときの食感もかなりハイレベルです。
なのに何故か油を強く感じますね。なぜ?でも許容範囲内です。
このまま食べてもいいのですが、折角なので天丼にします。
甘めのつゆをかけると、楽しみ方が変わりますね。このシステムは あまね さんでもやってましたが、一石二鳥です。

またランチメニューなので、小皿に煮物があったりしますが、この煮物がまた美味しいんですよ。
添えられた梅柴もいいお味です。
最後は蕎麦湯で締めますが、この蕎麦湯が異常な滑らかさ。
最近は蕎麦粉をお湯に溶いて蕎麦湯を作るお店も多いのですが、粉のキメ細やかさが半端ないですね。
最後まで手を抜かない妥協無しの一品でした。大満足です。

場所がちょっと妙なところですが、味は確かです。一度は行かねば。



おまけ。
アド街でやったからというわけじゃないですけど、あの風車を見に行きました。
というか行ったのは放送前ですが。



江原台の丘の上からだとよく見えますが、結構大きいですね。
地理的には結構辺鄙な場所なのですが、佐倉といえばこの風車を思い浮かべる人もいらっしゃるようです。
ここから印旛沼のまわりをサイクリングしたりできます。
解説文もついてます。



今日当たりアド街効果で混んでいたのかな。
それでなくても佐倉は面白い町ですよ。
新旧文化が入り混じる。陽の気と陰の気も両方兼ねている。
佐倉順天堂のあたりを通る度に、なんだか妙な気を感じるんですよね・・・