「印旛そば 石亭」 / 鴨つけそば2009年10月25日 22時22分10秒

安食の「 石亭」さんに行ってきました。
場所は安食のふじみ橋のほとりです。これだけ聞いてすぐに場所が分かれば立派な千葉県人です。分からなかったらお店のHP見てください。

お店は小奇麗な感じです。



お店は広く、入口を入ってすぐのところが2階、その下には宴会用の席があるとのこと。
テーブルカウンターにテーブル、席はたくさんありそうです。

待合室には手の形をしたオブジェ風の椅子もあり、趣向を凝らしています。



今回注文したのは、おすすめと銘打ってある鴨つけそば、鴨せいろですね。



蕎麦は味、香り共に穏やかで、というか蕎麦の香りは弱く鳴りを潜めています。恐らく蕎麦としてよりはつけ汁に合わせた麺と考えるべきでしょう。コシはほどほどです。
鴨汁はよくダシが出ています。醤油メインですが、鰹と鴨のダシがほどよくバランスしている感じです。
麺は強くないので、鴨汁を味わう為のオプションと考えた方がいいかもしれません。
蕎麦の舌触りが非常に滑らかなので、つるんと入っていきます。結構な量でしたが、すんなり入りました。
他のメニューも豊富ですので、利根川沿いを流した際には立ち寄ってみるのもいいでしょう。
安食っつーといまいち知らないのですが、古くからの町と新しい住宅とが交錯している場所ですので、探ってみるのも面白いかも。



おまけ。
安食というと竜角寺。竜角寺といえば、その他竜腹寺と竜尾寺で形作られる、印旛沼の竜伝説。
そんな伝説のある印旛沼の治水の為に設けられているのが、印旛排水機場です。



印旛沼北側と利根川を結ぶ川を長門川といいますが、印旛排水機場は、長門川を介して印旛沼から利根川へ放水する為の施設だそうな。
南側の印旛沼は、新川から花見川を経由して東京湾へ排水してます。こうやって印旛沼の水位調整をしているわけですな。