「もちもちの木」 / 中華そば(小)+トッピング全部2007年03月29日 19時15分10秒

野田市七光台の「もちもちの木」というラーメン屋さんに行ってきました。
食っても手足は伸びません。
食ってもカナヅチにはなりません。

場所は野田市R16沿い、中心部の柳沢の立体交差点を過ぎてしばらく進むと左手にあります。
最寄り駅は東武野田線の七光台駅で、たぶん徒歩でも行けますが、駐車場が広いので車の方が無難でしょう。

お店は新しい感じ。新進気鋭といったところ?





お昼時とはいえ、平日1時過ぎにもかかわらず、10人ぐらいの待ちがありました。
ちなみに土日はもっと行列です。

店内はちょっと照明が暗くムーディーな印象。
右からやってきて左に流されていきます。
席は大きめの円卓?に8人ぐらい。テーブルが4人掛けで2つほど。こあがりが2つぐらい。そこそこの人数が入ります。
働いている方はみんな若いですね。やっぱり若手のお店なんでしょう。
三軒屋さんもそうだったけど、若手は地方が多いのか?

今回頼んだのは「中華そば(小)」にトッピング全部。



ちょっと暗くなっちゃいました。

ここのお店は名前も特徴ありますが、もう一つ、お店が公言している特徴があります。

スープが熱いんです。

熱いというのは温度です。
店員さんにも熱いので気をつけてくださいと、念を押されました。

どれどれ、と思いスープをすすってみると、確かに正しい事を言ってらっしゃる。
具体的に言うと、芸人リアクションレベルです。
誇張はありません。

スープは罰ゲームの如く熱く、ちょっととろみがついているので、火傷注意です。
魚介系を前面に押し出したスープですが、ややマイルド。油も多いですが、温度以外は舌を刺しません。よく冷ましてから飲んでも熱いのですが、コクのある味わいになっています。
麺はやや細めのストレート。スープがよく絡んで熱くて美味しいです。店名の通り、もちもちした麺で、量の割には食べ応えがありますねー。
トッピングは別皿にありますが、丼にも入っています。チャーシュー、煮玉子、メンマ、ねぎ。
チャーシューは薄切りですが、味がしっかりついている昔ながらのタイプ。チャーシューだけでご飯3杯はいけます。私はそこまで食えませんが(胃がそんなに大きくないので)。
ねぎは長ネギ、辛くないです。スープに入れるとわずかに冷却効果がありますが、焼け石に水かもしれません。スープが絡んだねぎは美味しい。
メンマは「穂先メンマ」とかいうらしく、たけのこの穂先です。普通のものよりも柔らかくて味がしっかりしてます。このメンマはかなり美味い。他の店でも真似してもいいぐらいです。
煮玉子は完全に火が通っています。ただ最初から固ゆでなのか半熟玉子がスープで煮えたのか分かりません。

汗だくになりながら食べるラーメンで、忘れられない味と温度でした。
このお店に行列が出来るのは、もちろん味のクオリティもさることながら、熱くて食えないから客の回転が悪いからじゃないかと勘繰ってしまいます。
しかしその分駐車場が広いので、ある意味計算しつくしているのかも知れませんね。

味は好きです。が、スープの熱さは必ずしもプラスにはなっていない気がします。
しかしここまで公言しているのだから、ポリシーなのでしょう。安易に変えないで欲しいですね。

野田のラーメン、まずはここから攻めていくとよいでしょう。