「手打ち庵」 / 白子もり2007年02月05日 10時54分20秒

千葉県東部の海近くを走った方は分かると思いますが、かなり広範囲に蕎麦屋の看板が出ています。
「もうわかったから!」と突っ込みたくなるぐらいに執拗に見かけます。
今回はその「手打ち庵」さんに行ってみました。

場所は敢えて言いません。海近くをドライブしていればそのうち看板が見つかります。
後はオリエンテーリング感覚で探してください。

お店の外観はこんな感じ。





民家に併設したプレハブをアレンジした店舗です。
ちょっと隠れ家風で面白いですよ。
店内も手作り感でむせ返るほどの造りです。日の光が差し込むので清潔感もありつつ落ち着いた雰囲気。
場所も、こういっては失礼ですが、周りにはほとんど何も無いので、時間の流れがゆっくりに感じます。
あー・・・眠くなりますねー。

今回はシンプルにもり一枚。「白子もり」です。



日光が強くて光っちゃいました。加工も無理でした。すいません。

「白子」といっても白子が練りこんであるとかいうことはありません。地名由来です。
蕎麦はぶっとい二八田舎蕎麦です。味や香りはそこそこあり、噛めば噛むほど味が出てきます。ぶっといだけにコシも超強力です。噛み締めて味わうスタイル。江戸蕎麦の対極に位置するような蕎麦です。
つゆはかなーり甘口で、これも田舎蕎麦って感じです。ダシや濃さはほどほどですので、どちらかというと蕎麦の方が強いですね。
呑むわけには行かないのですが、よく噛むので一枚でも結構腹にたまります。

蕎麦の後は蕎麦湯ですが、保温器に入っているのでセルフでとってきます。
その蕎麦湯が無茶苦茶に濃ゆーいものです。なんだろう・・・コロイド?みたいな。
おかげで、もりで腹いっぱいになった後にトドメをさされます。蕎麦湯で腹を満たせますね。
なかなかに面白い蕎麦でした。

お店を探すところからして、ちょっとした探検気分。
海岸線のドライブついでに寄り道すると、面白いと思います。

コメント

_ johnansaz ― 2022年04月19日 12時23分52秒

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