保険医療費の節約の仕方2007年01月18日 00時01分31秒

WBSで医療のトピックでした。
昨今の医療の様変わりは凄いです。病院も患者満足度(PS?)を意識して、ホテルみたいな病院を造ってみたり。
アプローチはさまざまです。

そんな中気になったのが、自由診療
なるほど、と思いました。
現在破綻している健康保険財政を立て直すためには、支出を減らす事が第一です。
保険料収入とのバランスを考えると、如何にして保険料を払ってもらいながら健康保険を使わせないかが鍵。
そう考えた時、100%実費の自由診療の割合を増やせば解消の方向へ向かいます。

もちろん自由診療は高くつきます。
しかしこれは医療ビジネスにおいてチャンスです。
保険の効かない、しかし優れた医療というのは、大きな期待が集まります。
1回で1000円の保険診療が10回で完治のケース。
1回で10000円の自由診療が1回で完治のケース。
極論ですが、これだったら自由診療を選んだ方が、タイムコストの面で有利ですね。
自由診療は高いというイメージですが、トータルで考えると安く上がるのかもしれません。

WBSで紹介されたのは主にアンチエイジングや予防医学。
病気になる前に自由診療で予防してくれれば、保険も使わないので財政的にはプラスですね。
個人でやろうと思うと大変なので、企業が社員の健康診断にこのような方法を選ぶ事も出来るでしょう。人数が集まればコストダウンも出来そうですし。
今盛んに予防医学とかセルフメディケーションとか言ってるのは、個人のためだけじゃなく、保険財政的にも必要だからでしょう。
今さらな事ですが。大事です。
この考え方ならば、少なくとも患者は損をすることなく保険財政の建て直しが出来るわけですから。


リハビリ打ち切りなどという殺人的診療報酬改悪に比べれば雲泥の差です。
病気にならないためにも、体は鍛えておきましょう。

取りあえずこの記事見た時の秒数分だけ腹筋なw

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