ぐるめ記事のカテゴライズ変更2007年01月08日 17時42分52秒

ぐるめ記事のカテゴリ分けを少し変更しました。
それまで一緒くたにしていたぐるめ記事を、

(そばうどん含む)」
(イタリアンなど)」
(ラーメン含む)」

の3つに分けました。分類できないものは「その他」です。
基準は往々にして曖昧になりますが、多少は探しやすくなるかと思います。

「そば・うどん むさしの」 / そばうどん合盛り2007年01月08日 17時46分58秒

千葉県は勝浦市の「むさしの」さんというお蕎麦屋さんに行ってきました。

場所は行川アイランド近く。
R128を、鴨川側から進むと行川アイランドを越えて少し進むと、右手に見えてきます。
目印は看板ぐらいしかありませんが、他に建物も無いのですぐに見つかるでしょう。

私は勝浦側から進みました。看板はこう見えます。



ノボリも出しているので、多分どっちからでも見つかります。

お店の佇まいは新しく、蕎麦屋っぽくありません。。



結構大きい建物で、どうやら住居兼店舗の様子。
入口の反対側では、



わんこがお出迎え。思いっきり警戒されています。吠えはしませんが。

店内は大きな窓から光が差し込んでとても明るく、落ち着いた雰囲気です。
蕎麦屋じゃなくても、喫茶店とかでも似合いそうです。



裏手には緑が生い茂り、余計なBGMもないので、木々の音に身をゆだねる事が出来ます。
こういう感じの、ゆるゆる空間は好きですよ。

席はテーブルで14席。建物の大きさの割には店舗は控えめです。広くないので落ち着きます。

席に着くとお茶を出していただきました。どうやら老夫婦が切り盛りされているご様子。なんだか温かい雰囲気です。

取りあえず注文を済ませ、トイレに。すると中にはこんな張り紙が。



地下水を汲み上げた後、活性炭とイオン交換樹脂精製を行った水で高いので、食事をせずにトイレだけ、という方からは100円を頂きます、とのこと。
海に近いから地下水も塩気があり、それをイオン交換樹脂で脱塩しています、と。
トイレまでそうだということは、ここの水は全てそうやっているのでしょう。
さすがにトイレの水はしませんが、洗面所の水を舐めてみたら、水道水とは違いました。

さて、今回頼んだのは「そばうどん合盛り」です。そのままです。
メニューには「伊勢海老付き」なるものもありました。伊勢海老をボイルしたものが付くとの事です。残念ながら品切れでした。
また、つゆは3種類あり、「冷たいつゆ」「温かい鴨汁」「温かい油揚げ汁」です。今回はスタンダードに冷たいつゆにしました。





四角いお皿に盛ってあります。あまりないスタイルですね。
右上には菜の花を湯がいたもの、お餅を海苔で巻いたものが添えられています。

まずはつゆ。やや甘口で結構濃いです。しかし鰹だしはそれほど強くありません。
ついで蕎麦を頂きます。香りは、蕎麦の香り以外の何かがします。なんか乾物のような。別に乾物を使っている様子は無いのですが・・・なんだろう?
甘みは程ほどにします。表面は少しざらついていて喉越しを味わうタイプです。コシは普通です。
やや黒っぽい蕎麦で、星が見えますね。
割と強い蕎麦です。しかしつゆはさほど強くないので、蕎麦に負けてしまっている感があります。

今度はうどん。こちらはすんごくコシが強く、きゅるきゅるします。つゆとの相性はなかなかで、食べ応えばっちりです。
このつゆ、うどんの方に合わせてある感じですね。しかし蕎麦は強く、このつゆでは力不足を否めません。
折角のお蕎麦なので、蕎麦専用のつゆを別個に欲しいところです。
蕎麦よりもうどんの方が印象に残りますね。

蕎麦だけを言うと、幾ばくかの注文はあります。
しかし、ここのお店でそう言ってしまうのは、無粋かと思います。
ここのお店は、自然の中でゆるゆるとした時間を過ごす、そういうお店です。
別に不味いって言っている訳ではありません。美味しいですよ。
ただ蕎麦だけ味わうと言うよりは、このお店という空間全部を味わう、と考えた方が満足できるかと思います。
おばちゃんの温かい人柄もプラスαです。

はっきり言って周りになーんもないところに忽然と現れる「むさしの」さん。
のんびりとお蕎麦やうどんを食べ、ゆったりとした気分を味わう。
ちょっとした「癒し」の空間ですね。
個人的に、好きなお店です。

名刺(?)を頂きましたので、ちょっとだけ宣伝しときます。

そば・うどん むさしの

〒299-5255
千葉県勝浦市浜行川92-10
TEL:0470-76-5150

定休日:毎週金曜日

次こそは伊勢海老!