房総の林道走ってみた:荒木根ダム周辺2016年01月03日 18時07分29秒

南総屈指の城下町大多喜。今もこの地域においては賑わっております。
この大多喜もまた、林道パラダイス。
今回は荒木根ダム周辺の探索をしました。

房総はあんまりダムってのが目立たない県なのですよ。立地的にもそこまで高い山も無く、大掛かりなダムを建設する用地は無いのです。
また大多喜ダムも計画倒れで、周辺道路を中途半端に作って終わってしまいました。
荒木根ダムはきちんと完成したダムですが、いわゆるコンクリートの壁は無く、盛り土の丘が水をせき止める、アースダムという分類だそうな。

荒木根ダム1

荒木根ダム2

ダムっぽい高さは無いですね。
ダムの盛り土のてっぺんは車道になってて通行可。天端というらしいです。ここ通れるダムは多いですね。

荒木根ダム3

天端より堤体を見ても、丘にしか・・・放水する例のアレがないんですもの。
どっかにあるのかと思ったら、

荒木根ダム4

これらしいです。水位が上がると勝手に排水されるタイプ。どこにつながってるのかは良く分かりません。

とダムの紹介は本論ではなく、周辺の林道探索です。
今回はダム見学した後ふらっと通ったらダートでした、みたいなところです。
林道かどうかも不明で、ただの連絡路の可能性も高いです。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。


路面状態・・・全線ダート。水たまりも多い。幅員は申し分なし。

こっそりフルダートでした。砂利砂利してます。
とはいえ特にガレたりはしてないので、車が汚れるのを気にしなければ普通車でも十分通行可能です。
でもあえてここを通る意味は無いんですよね。

荒木根ダムの北側には石神林道があり、短大の方に伸びてるみたいです。
ここも一度通ってみたい場所ですね。

房総の林道走ってみた:深沢線&大野線(仮)2015年12月27日 20時02分07秒

Googlemapでぷちぷちと探っていると、時々気になる道を発見します。
地図好きの私といたしましては、時間泥棒の最右翼たる遊び方。
R297沿いでなんとなーく見ていたら、いきなりダートになる道がありまして。
それが今回紹介する深沢線です。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。


路面状態・・・最初はダート。民家先からは舗装。落葉多し。苔むしも多い。

R297、勝浦までの大動脈ですよ。そんな主要国道の脇道がいきなりダートとは。
林道標は草むらに隠れて若干見づらいです。

深沢線:林道標(起点)

つーか読めねっす。もはや朽ちかけ。
のっけから不安な感じで、道もダート。少し進むと民家があり、その先は一箇所ガレています。ご注意を。それを抜ければ舗装です。
舗装はまあまあきれいですが、林の中なもんで苔も盛大にあります。スリップには十分注意してください。

終点はT字路。増田製作所さんの工場のところに出ます。

深沢線:林道標(終点)

どことなく違和感を覚える林道標。
全体的に薄暗いのですが、幅員は十分あります。走りやすいと言えばそうかも。
深沢線の終点には、林道開設記念の碑があります。この地域の農業振興のために開通しましたよとか、途中に鳶巣線なるものが分岐してますよ、とか。
写真で撮ったものの読み下しなので若干不安です。再訪時にはきちんと読んでこようかと思います。

で、終点の増田製作所さんの敷地沿いには道が続いておりまして、そこがまたダートになっているのです。
ここまで来たら!という勢いで、走破してみたり。
なお、正確な路線名は分からないのですが、大野線と仮の名前が付けられていることも多いので、それに倣います。途中にある大野という地名にちなんでおります。s道中には大野浄水場もあります。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。


路面状態・・・前半は畦道ダート。後半は舗装。ブッシュ深い。

増田製作所さんの敷地沿いを進めば、落葉ふかふかダートの始まりです。
なかなかいい雰囲気です。
それを抜けるとやや高低差のある田んぼゾーンへ。その合間を縫うようにしてこれまたダートが続いています。ガレはないもののモヒカンブッシュは深め。
退避スペースも少なめなので、対向車が来たらしんどいです。
しばらく抜けて大野浄水場付近になると舗装になります。
最終的には県道82号線の荒木根ダムの近くに出ます。
どことなくのどかな雰囲気の、ぶっちゃけ農道ですよねこれ。でも楽しい。

房総の林道走ってみた:根向線2015年12月14日 18時53分43秒

大福山地域の再発見旅再び。
今回は根向線です。朝生原線の途中にあり、これ見よがしに分岐しています。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

根向線>complete!

路面状態・・・全面舗装。幅員十分。落葉多少。苔むしたところも多くない。

朝生原線から折津集落へのヒルクライム連絡道という感じです。
朝生原線自体が間口の広いというか林道っぽさが全然ないので、根向線もそんなに難しいとかは無いです。

根向線:起点1

根向線:起点2

朝生原線からの分岐の入口。
ハイキングコースにもなってるみたいですね。キレイに整備されています。
ハイカーやカメラーも歩いてたりするので、ご注意を。
入線してしばらくするとT字路に差し掛かります。ここは左折しましょう。
右折すると養老川流域の田んぼゾーンになり、そのままどん詰まりです。
当日も間違って右折して極狭路に突っ込んでしまい、切り返しに難儀しました。

折津集落に差し掛かると終点です。

根向線:終点1

根向線:終点2

山間部の集落そのまんまです。
なおこのまま走っていくと、折津大橋を抜けて県道32号にぶつかります。
折津大橋は結構立派な橋で、養老川を眼下にいい景色が見られます。

折津大橋から1

折津大橋から2

紅葉時期ならさぞ見事でしょう。

この折津集落の北側には上総大久保駅があります。
根向線自体は大したことのない林道なのですが、ここを足掛かりに牛堀線調査に行こうかと思ってたり。
牛堀線終点の奇岩の先。北東に抜けられるのなら折津集落につながっているはずなので。左折は大地蔵線方面で途中廃道化しているというのははっきりしています。
新しいギアが必要かなあと考えますね。2輪で機動性を高めていかねば。

房総の林道走ってみた:加茂線2015年12月06日 22時35分09秒

大福山地域の林道もある程度走ったのですが、ピストンはまだ行ってなかったりしていたので、少しずつキメていこうかな、と。
今回は半ば観光用と化した加茂林道です。
この地域は紅葉を売りにしていまして、本線もそういった用途に供用されているといってもいいでしょう。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

加茂線>complete...?

※Googlemapではうまく表示されません。起点終点からお察しください。。。

路面状態・・・やや泥質のダート。意外に通行人がいる。

これは梅ヶ瀬渓谷へのアクセスルートですわ。ここで林業をやろうという感じはしませんし。

で、加茂線のことを机上で予習しますと、二つのルートが見えてきます。
一つは今回通った女ヶ倉・朝生原・加茂の3林道の交わるところから始まるルート。
どっちも加茂線なのですが、大福山側はゲート封鎖されています。というのも、加茂線は途中で大崩落してて分断なう。踏破も厳しそう。現状では東側(今回のルート)しか通れない様子。

起点は前述の女ヶ倉朝生原加茂の林道交差点。ある意味贅沢な場所ですわ。

加茂線:林道標

看板たくさん。梅ヶ瀬渓谷と、付随する日高邸跡へのルートも。
ひし形の下にも何かあります。

加茂線:危険生物

GYAAAAAAAAA!
容赦ねえな自然!

近年大福山周辺でもヤマビルがみられるとのこと。車に乗ってる分は問題ないですが、ガチで山歩きする方は対策を。
路面はいきなりダートです。観光客用というわりには結構ワダチあります。
でも道幅は十分です。離合はちょっとキツいかもしれませんが。
紅葉目的の観光客は、手前の梅ヶ瀬茶屋に停めてくださいマジで。砂利道というか山道なめんな。この前も都会の下手くそドライバーがド素人丸出し運転で迷惑したもので。
途中にはさらに駐車場スペースもありますけどね。車内をどろどろにしたくなければ手前の舗装から歩いてくださいな。

加茂線:行き止まり

あっという間に終点です。バイクなら行けそうですが、どうも罠みたいですよ。

加茂線:奇岩1

加茂線:奇岩2

右手には何やら奇妙な岩肌が。牛堀線の終点もこんな感じかな。

加茂線:沢

左手には沢が。そりゃあヒルいるよね。

この先はハイキングになりますので、今日はここまで。現にハイカーとすれ違いました。林道で人に会うのは珍しいですよマジで。

房総の林道走ってみた:田代林道(再挑戦)2015年11月29日 18時29分10秒

君津の道の駅の奥深く、田代林道に再挑戦してきました。
前回は「この先転回できませーん」の標示にびびってしまったのですが、今度こそ。
GPSログで見ると、ホントにあと少しでしたのでね。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は
「pending...」と記載します。

田代林道>complete!

通ったどー!
前回の挫折地点からほんの数十秒。その場所にゴールがありました。
GoogleMapのログも、ほとんど変わってないかと思います。

前回探索よりも少し秋景色でしたので、始点の笹川湖も紅葉が若干見えました。
道の駅の駐車場から進むと、衛星管制センターがあります。その奥からは一気に道幅も狭くなります。ちょうど笹川湖の東側を抜けて、川になりかけのあたりです。

田代林道:笹川湖1


田代林道:笹川湖2

途中の橋からはちょっといい感じの景色に。

田代林道:崖1

田代林道:川

ここも何がしかの開発計画があったのか、橋は離合スペース設けられています。
橋自体も結構立派な作りです。
やっぱり三井物産の幟が関係してますかね。

さらに進むと川沿いの道になります。このあたりから支線が見受けられるのですが、ほとんどがゲート封鎖されています。

田代林道:ゲート封鎖

防御力半端ねえな!
なお衛星写真ではこの先は大して道があるわけでは無さそうです。ならなんでこんなに封鎖しとるん・・・?

田代林道:道路

林道途中の風景。紅葉の時期はさぞかし見事でしょう。実際に紅葉ハイキングコースになっているようです。
左には何か見えますね・・・

田代林道:イノシシ罠

田代林道:イノシシ罠2

イノシシ用のワナでした。ある意味房総名物ですかね。まあまあ数あります。

田代林道:案内板

途中に案内板が。この地図の表記から、ここが田代林道だとわかります。逆に言うと、これがないと正直わかりません。林道標も無いもので。。。

そうこうしているうちに、最終目的地へ。

田代林道:ゴール1

田代林道:ゴール2

とうとう着いた。長年の疑問がようやく解消しました。
時間にすれば10分も無いんですけど。
この先は東大演習林の管理区域です。無断で入るのはダメゼッタイ。
捕まって東大の知識の粋を結集した物理攻撃に遭うでしょう。そうでなくてもヤマビル地獄が待ってます。

田代林道:ゴール3

左手はこんな感じ。右手はV字ターンで道が続いていますが、私有地の様子。きっと東大関係でしょう。
ゲート前は普通の車なら余裕で転回できます。

というわけで、田代林道制覇です。といいつつ、ここが終点なのかどうかは不明ですが。これ以上は行けません。
バイクで立ち入らなくてよかったとつくづく思います。