房総の林道走ってみた:仲尾沢地域2015年11月16日 22時57分38秒

牛たん市川 藏さんに行くときは、富津館山道を富浦まで行き切ってから道の駅おおつの里方面に向かい、そこから県道185号を行くのが本ルートかと思います。
が、その時は別のルート、奥山仲尾沢線を通っていました。
滝田城址近辺というのはどうにも西側からのアプローチがしにくいものです。
なお県道185号線というのも林道に毛が生えた程度の道なので、いずれにせよしんどい地域ですね。
安房広域農道がまともに供用されれば、この地域の血流もずっと良くなると思うのですが・・・

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。



路面状態・・・全面舗装。落石落葉はあるが、幅員十分。普通車で問題なく走れる。

奥山仲尾沢線:起点

奥山仲尾沢線:林道標(起点)

観光用林道か?と思うぐらいに走りやすいです。ところどころで離合がちょっとキツいかな?という箇所もありますが、基本は2車線レベル。
路面も一部簡易コンクリですが、荒れも少ない。
もしかしたらそのうち県道に昇格するつもりで作った道じゃないのかな、と思うぐらいに立派です。

奥山仲尾沢線:コスモス

奥山仲尾沢線:コスモス2

この日は起点すぐにコスモスが咲いておりました。これは栽培しているものでしょう。後日再訪した時にはキレイに刈り取られていました。きっと道の駅おおつの里行きですね。

ワインディングを抜けて山を越えていくと、ダム程じゃない大きさの池が。堰ですかね。これが見えると終点間近です。

奥山仲尾沢線:終点

奥山仲尾沢線:林道標(終点)

こちらは真新しい感じでした。
上滝田からはちょっと南側に出ます。道の駅三芳村がまあまあ近いので、そっちへのアプローチルートとしてはそれなりに面白いかもしれません。


奥山仲尾沢線は起点からもう一つの林道が分岐しています。
それが"仲尾沢線"です。名前似てますね。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、GoogleMapで実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。



路面状態・・・ダート。藪も深い。泥質でもある。普通車はかなり無理。

仲尾沢線入口

惨敗でしたわ!
のっけからダブルトラックダートになり、モヒカンブッシュも深い。
林に入ると路面が泥っぽくなってきて、少し滑ってました。
両脇のブッシュもかなり深く、一箇所ガチで先が見えないところも。
それでも突っ込んでいったのですが、最終的に路面が思いっきりえぐれて荒れまくっていたので、そこで断念。
もう少し行けば、東仲尾沢トンネルの西側が見えたと思うんですけどね。
ちなみにブッシュに突っ込んだ時に、サイドミラーに尺取虫のでっかい版がくっついてきました。

本来この林道は東仲尾沢トンネルの工事用なんだろうなあ、と思います。
上滝田地域には、仲尾沢線の東側の起点がありました。

仲尾沢線:東側

仲尾沢線:林道標ぼろぼろ

朽ちかけやん・・・
この先は建設会社の詰所みたいなところがあり、そこで半バリになってました。
おまけに材木が置かれているので、事実上の封鎖です。
本来の仲尾沢線はこういう感じなのでしょう・・・やっぱりまともに表示されませんがね!起点と終点の位置関係からお察しください。
いつの日か安房広域農道が開通すれば、この林道も日の目を見るのか、それとも完全に葬られるのか。
今後の動向に期待しましょう。

房総の林道走ってみた:熊取線2015年11月08日 19時40分56秒

嶺岡中央林道2号線から分岐して入ったのが、熊取線です。
途中に大きなアンテナみたいなのが見えたので、思わず停まってしまいました。

熊取線:アンテナ

日本テレコムの無線関係みたいです。
よく見ると茂みの中に林道標が。

熊取線:林道標

もうちょっとしたら埋もれますね。
この嶺岡山系はハイキングコースとしても名が知られているようで、案内地図が近くにありました。

熊取線:地図

こういう地図に林道表記があったりするので、便利です。
もっともこの地図に赤線で書かれているルートも、必ずしも通れるとは限りませんけどね!
よく見知ったみんなみの里も地図に。安心感半端ねえな!

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。

熊取線>complete!

路面状態・・・全面舗装。落下物もあまりない。両脇ブッシュ少々。

嶺岡中央林道2号線からの下りルートです。コンクリ舗装を含む全面舗装で、とても走りやすい。多少の路面の凹凸がある場所もありましたが、基本平坦です。
しばらく下っていくと視界が開けて平坦になる場所があります。実はそこだけほんの少しだけダートでした。
どうもラジコンヘリの飛行場みたいです。なお別の林道か何かが分岐しているのですが、チェーンゲートで封鎖されております。
そこから下ると、唐突にエンド。林道標が見えました。

熊取線:林道標new

熊取線:林道標old

新旧林道標の競演です。
ここに車を停めていると、水のせせらぎが。

熊取線:滝

少々わかりにくいですが、小さい小さい滝がありました。
ちょっと心が和むひと時です。

房総の林道走ってみた:嶺岡中央林道2号線2015年11月04日 23時37分16秒

嶺岡山系は酪農発祥の地として名高いですね。嶺岡牧場もよくツーリングの途中で立ち寄ったものです。
その嶺岡牧場に入るあたりに、気になっている分岐があるのでした。
それこそバイクで何十回も通った場所でしたが、大体このあたりに差し掛かるときはツーリングの終盤戦で、疲れてきたころなので調査する気力もわかず、その先のみんなみの里のソフトクリームの誘惑には勝てずにいたのでした。
今回行ってみたのがその分岐から伸びる林道、嶺岡中央林道2号線です。
ちなみに嶺岡中央林道は1~4号まであります。いつか全部走破します。
なお、嶺岡林道というのもあり、別物です。これは嶺岡牧場の敷地の中からこっそり伸びています。改めて記事にするまでも無いような林道でした。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。



路面状態・・・完全舗装。落下物もほとんどなく、きれい。走りやすい。

正直、林道っぽくないです。ところどころの日陰だと路面苔むしていたりもしますが、基本はきれい。荒れも時々ある程度で、普通の車でも全然問題なく走れます。
幅員も2車線とれるような広いものです。
林道って言ってもそのガチ度は種々ありまして。それこそ廃道寸前の藪漕ぎダートから、観光用に特化したようなものまで。今回は完全に後者です。

嶺岡中央林道2号線:路面状態

落葉はありますけど。基本はこんな感じ。広い広い。
なお今回は林道の途中で分岐したのですが、実際の嶺岡中央林道2号線は、そのまま東進して鴨川の海の方まで続いています。ちょうど県道89号の北側をトレースするような感じです。
嶺岡から鴨川に抜けるときには、使ってもいいかな、みたいな道なので、万人向けですね。昔はダートがあったみたいですけど、現在は完全舗装です。
嶺岡山系を通りますので、必然的に標高が高い場所、それも尾根を通ることが多いです。時折見える見晴らしはなかなか良いかと思います。

嶺岡中央林道2号線:眺望

嶺岡中央林道2号線:眺望2

この嶺岡中央林道2号線、今回は嶺岡牧場側、つまり西側から入線したのですが、その入口に「水田家」の案内看板が。これから考えても、まあまあ普通の人向けの道路でもありますね。
この水田家というのは、水田三喜男という昔の政治家で、大蔵大臣(現在の財務大臣)として財政関係に明るかったようです。
また城西大学の創設者で、東金の城西国際大学には水田美術館として彼の浮世絵のコレクションが展示されているそうな。

嶺岡中央林道2号線:水田家案内板

嶺岡中央林道2号線:水田家案内板2

嶺岡中央林道2号線:水田家入口

途中に案内板があります。この林道はやっぱり人の手が十分入ってますので安心です。ご丁寧に英語表記まで。
この日は林道調査がメインだったので、水田家見学はパスしました。
ここから少し走ると、水田桜記念碑が。

嶺岡中央林道2号線:記念碑

嶺岡中央林道2号線:説明文

水田大臣ばんざいという説明文ですね。

ともあれ、このように時々観光用の見どころ的なものもありますので、別に普通に走ってもいいかと思います。
林道なんて怖いなあ、という方の肩慣らしにはいいのではないかと思います。

房総の林道走ってみた:増間線2015年11月04日 23時25分35秒

房総もかなりの部分を走ってきた自負はありますが、主要道路から1本入ったような場所はまだまだです。
今回三芳村から平久里中を抜けていこうとした際、なぜか脇に入ってみたくなったので、県道88号から県道258号に逸れました。
旧丸山町へ抜ける道なのですが、その途中にあるのが増間ダム。その脇に林道標を見つけました。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています。可能な限りハイビームです。

路線名をクリックすると、実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。



増間線>pending...

路面状態・・・砂利や落葉の多い舗装。奥に入るとダートになる模様。

正直、ほとんど走ってません。ちょっと登っただけ。
増間ダムの西側に伸びるルートで、ダムの堤体もしっかり見える様子。そのまま進むと途中で行き止まりになるピストンダートみたいですね。

増間線林道標

ちょっと登ると日枝神社への分岐があります。そこで引き返しました。
時間があるときにはもうちょっと登ってみましょう。
この地域はほぼ来たことがないですが、とても自然豊かといいますか、容赦ない自然を具現化したような地域です。
この北側がちょうど平群地域ですね。
平群地域は林道も多く、それらはしばしば路面崩壊してるとかなんとか。
でも平群線は一度キメないとダメな林道かもしれません。

房総の林道走ってみた:伊予ヶ岳線2015年10月01日 19時04分58秒

房総は山無し県とか言われていますが誰だ言った奴嘘つきぃ!
標高こそありませんけどね、人間数十メートルの山でも遭難しますわ。
まして房総の藪はパネぇと有名だそうですし。

今回訪れたのは、房総のマッターホルンと言われる伊予ヶ岳。その周辺を走る林道の伊予ヶ岳線です。
それこそ伊予ヶ岳の頂上は切り立った岩山で、なかなかに鋭いそうです。GoogleMapのストリートビューでも閲覧できます。
林道の方はというと、ヒルクライムだけあって勾配はそれなりにありますが、実はそこそこ手が入っているので走れないことは無いかな、というところです。

車種:
インプレッサ WRX STI GDB-F
STIダウンサスで20mmダウン
BRIDGESTONE RE050A 245/40R18
※安全のためライト点けて走行しています

路線名をクリックすると、実走行ルートを表示します。林道完全トレースではないので、ご注意ください。走破していれば一致しますが、途中で引き返したりしていると、その限りではありません。
路線名横に「complete!」とあれば完全走破、途中で引き返したような場合は「pending...」と記載します。


伊予ヶ岳林道>complete!

路面状態・・・最初は舗装。そのうちダート。両脇のブッシュは深い。落葉多し。

GoogleMapだと徒歩扱いになってますけど、普通車でもなんと走れます。
ダート箇所は少し轍の深いモヒカンブッシュなので、いろいろ草を巻き込むかもしれません。走った後は下回りチェックが必要かも。


伊予ヶ岳線林道標


県道側からの道

平久里中地域から県道88号を北進すると入り口が見えます。少し登ったところに車屋さんがあり、幟があるのでそれも目につきます。
走ってしばらくは少し鬱蒼とした山道で、日陰なので湿ってます。そのうちダブルトラックのダートに突入しますが、そうすると日向に出ます。
両脇からのブッシュはそこそこあり、車の小キズはご覚悟を。
てっぺんまで来ると眺望が・・・若干あります。地味に藪に阻まれて、あんまり見えません。
突き当りのT字路が終点になりますが、ここからさらに嶺岡中央林道3号線に接続します。
この地域、嶺岡地域と総括してもよいかもしれませんが、とかくメジャーなそれなりに整備もされている林道群があります。
嶺岡中央林道も1~4号線まであります。
2cmローダウンのインプさんでも全然問題なく走れます。もちろん走行後の洗車は必須ですけど!