「手造りそば 打墨庵 加瀬」2010年05月17日 23時25分39秒

鴨川の「 打墨庵 加瀬」さんに行きました。
場所は鴨川有料道路を抜けて金山ダムに向かう道の途中にあります。詳しい場所はお店のHPに譲ります。
こちらのお店は、かの 竹やぶ さんのお弟子さんが始められたお店という事で、dancyuとかでも紹介されてましたね。

お店は静かな田舎道の脇にあります。通りからも外れたところなので、本当に静かな場所です。



駐車場は店舗前すぐ。砂利なのでバイクにはしんどい・・・
店舗は古民家改装タイプとのこと。かなり新しく見えますけどね。



古民家というかログハウスの趣きもあります。
店内はあまり陽が入らず、BGMも無い。ただ周りの森から聞こえる動物や虫たちの鳴き声。
ジブリな空気感に一変し、そのギャップに落ちていく快感。面白いお店です。
席は木の大きなテーブルに十数名。窓際のテーブルにも数名。
店内にはオブジェがところどころあり、訪れた人を飽きさせません。

さて新しいお店だと天せいろがセオリーでしたが、胃が全力で拒否っているので断念。
だし巻きとせいろにしました。

最初にお通し。



玉子豆腐ですが、海老の風味があります。一仕事ありますね。

お次は出し巻き。



通常2人前からということでしたが、空いていたので1人前で作っていただきました。
焼き加減も申し分なく、過度にふんわりして無い、蕎麦屋の出し巻きとしての理想系です。
ただしバターの香りが前に出ていますので、その辺の主張はきっちりしています。

締めに蕎麦。



蕎麦は味も香りも高く、コシもあり、何より「The 竹やぶ」という蕎麦です。
つゆはかなり辛口です。ダシは強いはずなのですが、それが鳴りを潜めるぐらいに濃い。
マッチングは荒々しいものとなっていますね。
量は普通でした。ほっ。

失礼ながら鴨川にはあまり蕎麦屋が見受けられませんでしたが、ここに来て注目度の高い蕎麦屋が出来ましたね。
鴨川に行く途中で立ち寄る事も簡単ですので、おすすめです。

「PORTO MAISON ROOMS」2010年05月17日 23時50分48秒

千倉の「 PORTO MAISON ROOMS 」さんに行きました。
打墨庵加瀬 さんからのハシゴだったりしますw
場所はまたもやお店のHPに詳細を譲るとして、千倉駅付近からR410を白浜方面に進んだところにあります。漁師町特有の町並みの中に突然現れる感じなので、油断してると見逃します。

このお店、 千葉のカフェ本で見つけて気になったのですが、かのジャック・マイヨールも足しげく通ったカフェとのこと。
海の近くの町並みに佇む、穏やかな時間の流れの中にあるカフェ。外観からも伺えます。



穏やかな午後の日差しと潮風が、ここだけ時間を止めているかのようです。
ましてやバイクで走って疲れた後だから尚更です。
店内もまたゆったりな空気。テーブル席を基本としてますが、クッションなどくつろぐのに便利なアイテムがあちこちにあります。
このまま眠ってしまいそうだw

カフェで疲労困憊状態でしたので、甘いものは必須です。



ドリンクは「カフェオレ・マイヨール」。カフェオレをハチミツでサーブした一品。
ハチミツのあまり主張しない優しい甘味が、穏やかな千倉の海を感じさせます。
でもカロリーはしっかり乗っているでしょうから、入れすぎにはご用心。
ケーキはオレンジタルト。オレンジの爽やかな酸味が疲れた体を目覚めさせ、カスタードクリームの甘味で体に火を入れます。
このタルトが絶品なんですよ!是非一度ご賞味あれ。

ちなみにランチもあり、あまつさえ宿泊施設もあるとのこと。この日は本当に泊まりたくなりましたよw
千倉にはこのようなカフェが結構あるそうです。穏やかな海と風に導かれてきたのでしょうかね。
ここを目指してもいいですし、南房総をまわったついでに寄ってもいいです。一度時間の流れを止めたいと思ったら、本当におすすめの空間です。