「宇左エ門」 / 三種御膳2008年12月16日 18時53分30秒

うぐいすラインの 宇左エ門 さんで昼飯。
今回は豪勢にコースっぽく。三種御膳です。

まずは椀物。湯葉の吸い物です。



なんか料亭っぽい?
結構ダシが強烈に効いていて、お上品だけにとどまらない強さがあります。
酸味まで出したダシは、インパクト十二分です。

次いで豆腐です。



豆乳には恐らく苦汁が張ってあり、これを温める事で豆腐にします。
結構時間が掛かりますが、出来上がりはこちら。



これを蓮華ですくって頂きます。醤油もいいのですが、そのままでも十分美味しいです。豆腐の甘味が直に感じられます。
もしつけるならば、先ほどのゆばじるのような酸味のあるダシを葛でとろみをつけたものとか。京都の老舗料亭のインスパイアですがw

いよいよ蕎麦へ。







蕎麦は二八、田舎、柚子切りです。
いずれも細打ちですがコシがあります。辛口で強いつゆにも負けません。
天ぷらはやや油を感じてしまいますが、許容範囲です。
しっかりした味ながら上品さも失わない。いいバランスだと思います。

食後には甘味が。蕎麦餅ぜんざいと塩昆布茶です。



蕎麦餅はざっくりした食感が郷愁を誘います。甘さも程よい。
塩昆布茶はあまり飲む機会がないのですが、甘いものには合いますね。もうちょっと梅の風味と酸味を強くしてもいいかも。

ご馳走様でした、と思ったら食後のコーヒー、それにアイスまでついてました。



アイスは桜風味で、ほんのり香りがします。
コーヒーは相変わらずコーヒーじゃなくてエスプレッソレベルでした。

いつ来ても十二分に満足できるお店ですねー。
ちなみに一度はお手洗いに行ってください。ちょっとした駄洒落があります。

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