「蕎麦処 五郎右ヱ門」 / 特上天ぷら御膳2008年09月10日 05時40分40秒

富里町ではかなり有名なお蕎麦屋さん「 五郎右ヱ門」さんに行ってきました。
場所はHPに譲りますが、R409を北上していると看板が見えます。

R409から脇道に張ると、それっぽい趣のある建屋があります。ここが入口のようです。



後ろを振り向くとこんな景色。



そんなに遠くに来た感が無いのは千葉県内をかなり走っているからでしょう。都会人には負けん。
車でしか行けない様な場所ですが、ここに停めていく様子。



奥の入口から進むと、古民家が見えます。ここが店舗みたいですね。



入口には大きめの木を切り抜いたオブジェに蚊取り線香が。この香りが何故か郷愁を誘う。不思議な日本人感性です。
店内は靴を脱いで上がります。全てお座敷スタイルですね。一応分煙ですが、仕切りが無いのであまり意味が無いかな。
照明は暗く、雰囲気のある空間です。



天井から丸い光の玉が降りてくるような。
席はお座敷で、禁煙と喫煙合わせて40名程度。ちょっとした会合なんかにも使われそうです。
古めかしくも煌びやかな調度品があり、料理を待つ間に目を楽しませてくれます。
BGMは隅っこに置かれたコンポからピアノ曲が流れてきます。光の加減とあいまって不思議な感覚に陥りますね。

席に着くと、お茶とお茶請けの揚げ蕎麦を出していただきました。

量は少ないものの、深い蕎麦の味があります。

さて、今回は折角来たので、超がつくほどの贅沢。特上天ぷら御膳です!



・・・店内が暗くてこれが加工の限界です。
それでもかなりの品数というのはお分かりいただけると思います。

まずは蕎麦。



つゆはやや甘口です。ダシは中庸です。いわゆる田舎蕎麦に合わせるつゆと言って良いでしょう。
蕎麦は味、香りはなかなかによく、コシもなかなか。中庸ながら良いところを狙っているといった感じです。表面もざらつきがあるので、蕎麦らしい楽しみ方が出来ます。
田舎蕎麦ですが洗練もされているといったところです。
ただし、抜きん出ているかというとそうではないので、もうちょっとパンチが欲しいかと思いました。

お次は天ぷら。



海老、ししとう、ふぐ!、紫蘇、舞茸、蓮根、帆立、若本アナゴ。
美味しく揚がっていますが、それでもやや油は感じてしまいますね。
しかもこの量です。腕に覚えがある人じゃなければとても辛いでしょう。
実際、夜になったら胃酸過多に苦しむ羽目に。。。

その他には漬物2種にデザートもあります。まさに御膳。
かなりお腹一杯です。

はちきれそうな腹を抱えて店を出ると、右手には白塗りの蔵が。



左手には納屋が。納屋の中にはこれまた懐かしい足踏み式のミシンやとうみなど。





蕎麦だけじゃなく、古民家を楽しむという点でも、面白いお店だと思います。

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