「CUOCO」 / シェフのおまかせコース2008年08月29日 18時24分42秒

CUOCOさんでランチ。
ちょっと疲れ気味なのでしっかり食べようと思い、かなりの暴挙へ。
シェフのおまかせコース(\5250!)です!
食う!

まずはパン。こちらのパンがまあ美味くてねぇ。



四角いのはポロポロと崩れる乾いたタイプ。丸いのはしっとり。丸い方は甘味もあって本当に美味しい。

前菜。



フレッシュトマトと手長えび、テリーヌとゼリーよせ。
前菜ながら味が深いです。十分メインだと思えるぐらいの質の高さはさすが。

今日のパスタは松茸。うにとさざえも添えてあります。



パスタは塩味。今日は芯をあまり残さない感じで、優しい食感でした。
添えてあるうにとさざえも実に美味い。
黒いソースは甘酸っぱく、なんたらベリーみたいな感じです。魚介にはどうかと思いましたが、意外に合います。

ここらで口直し。ゆずシャーベットです。



かなりゆずゆずしく、香り高いので口がさっぱりします。

気を取り直して魚へ。平目とあわびのソテーです。



平目はジューシーさを保ちつつソテー。あわびはかなりの手強い歯ごたえ。噛むのに苦労しました。どんだけ生きがいいんだ。

本日の肉料理。国産牛のステーキ。直球勝負!



ポルチーニ茸が添えられています。奥には煮込んだ肉とかぼちゃ(?)にいちじく。
肉は実に柔らかく、しかし脂っこくない。純粋な肉の旨味がほとばしります。脂は旨味だけを感じさせるのはよほど肉が良くないと難しく、ほとんどのケースではただの脂ギタです。それは肉の味ではない。逆に脂のせいで肉の味はよどんでくるし脂臭さも出てくるし、いい事は無いです。
かといって全く脂が無いのも甘味が出ないので味が平坦になってしまう。適度な量が必要です。ただし脂はあくまで脇役。メインであってはならない。
そう私は考えているがゆえに、こちらのお肉は本当に理想的です。この3倍は食べたい。ていうか白米くれ!

肉に名残を惜しみつつ・・・最後の試練、デザートです。

まずは一つ目。パンナコッタとミルクレープです。



見た目もきれいです。
右側がパンナコッタ。上層部はゼリーですが、ボーリングしていくとパンナコッタ層にぶつかります。わずかに固めで食感がしっかりしたパンナコッタです。
ミルクレープは個人的大ヒット。うまー。周りのマンゴーソースを絡めるとなおの事美味い。
素晴らしい。

デザート第2戦。桃のケーキです。



ここまで食べてきて既に満腹中枢のライフはゼロなのですが、そんな状態でもまだ入るぐらいに軽い。生クリームですが全然重たくない。このぐらいなら入りますよ。

とここまで食べて、さすがに胃袋レブリミット。先にプリンペランでも飲んでいれば違ったかも。
でももうさすがにデザートの気配は感じないので、ここらでお開きに。
大満足すぎます。
ところがお会計のときにご主人に「デザートのお代わりはもうよろしかったですか?」と。
完敗ですごめんなさいもうゆるしてください。無茶振りにもほどがあります。
でも女性でも案外その先に着弾するようなので、私も修行が足りません。

次は勝つ!