「きむらや一茶庵」 / 鴨せいろ他2008年01月14日 23時40分52秒

新年早々に何故か勝浦2連撃。
きむらや一茶庵」 さんも行っちゃいました!
メニューも多いしまだまだまだまだ楽しめます。もっとも昼と夜はメニューが違うので、真に楽しむためには夜を攻めないといけないようです。
今回はお昼でまったり。

まずはコロッケ、前回に引き続きです。今回は「うのはなコロッケ」です。



見た目は丸いコロッケ。衣はパン粉ですね。
割ってみると、中身はおからでした。さすがはお豆腐やさんの息子さん。
おからとにんじんが中身ですが、結構甘めの味付けです。しかも濃い。もうちょっと味を薄くしておからの味を楽しみたいなー、と思いますね。あとしょっぱい方に触れればなぁ。
でも前菜にはいいですね。



メインの蕎麦。つけ汁は鴨です。メニューには鴨南蛮(冷)みたいな書き方です。
蕎麦はさすが美味しいですね。よく冷えてます。
鴨汁はそのままでも飲めるぐらいの濃さです。ダシは強いですが、醤油は強くありません。温度も高く、冷たい蕎麦とのマッチングも素晴らしいです。
具は鴨肉とネギ。肉はしっかりしていて、味もなかなかに濃いです。ちょっとパサつきがありますが、肉感もあります。
汁のパンチは弱めですが、どなたでも楽しめる味でしょう。

食後にはデザート。「豆乳モンブランぷりん」です。



これまた蕎麦屋らしからぬ本格的なデザート。
でっかい栗とクリームが豆乳プリンの上に乗っかってます。甘さはほどほどなので、しこたま食べた後でも入ります。
なめらかプリンほどのインパクトは無いにせよ、美味しいです。

次回は・・・夜にチャレンジ!



食後に多少散策したあと、勝浦城の方面に車を走らせました。
勝浦の最南端に、八幡岬公園があります。その中に勝浦城址がありました。さすがに城は残ってませんし、天守閣も無いです。
ある程度歩くと、崖っぷちに出ました。



冬場だし風が凄いのでちょっと大変ですが、なかなか壮観な景色です。
どっちかというと山好きな方ですが、生まれは海の方なのでちょっと懐かしい感じです。
ちょっとした遊具がある広場もあったり、観光ついでに寄るにはいい公園です。

駐車場から歩いて広場に出て、そこから階段で丘へ上ると、海が見渡せる展望台みたいな広場に出ます。上の写真は実はそこから撮ったので順番違いますね。

そこにあったのが、「お万の方」の銅像。吉田松陰じゃなかった。



勝浦城は正木氏の所轄になるそうですが、その城主正木頼忠の娘がお万さん、またの名を養珠夫人だそうです。
昼ドラチックな名前に似つかわしくなく勇敢な人だったようで、勝浦城が落城したとき、崖に布を垂らしてそれをつたって崖を降りたとかなんとか。
崖っぷちは柵があるので見えませんが、その高さは想像できます。ここを降りたお万さんすげぇ。

勝浦はなかなかに歴史が古いところで、散策する度に新しい発見があります。
城マニアってわけじゃありませんが、たまにはこういう史跡を見ていくのも面白いです。