「エンダイニング」 / オムライス2007年09月22日 21時52分16秒

千葉は都町の「エンダイニング」さんで昼飯です。
場所は都小学校のはす向かいぐらいです。

お店は小洒落たイタリアンかフレンチか、って雰囲気です。



入り口には亀がいます。
店内は厨房に面したカウンターと、テーブル席がいくつか。

席に着くと、注文前にいきなりお漬物が出ます。メニューを悩む間にもつまんだりできますね。
注文を終えたぐらいでサラダも出していただきました。



この素早さは王将並みですねw

今日は一番安いランチメニューのオムライス(\840)です。



見切れていますがスープがお椀で出ました。
オムライスは、ケチャップライスに卵が覆いかぶさり、デミグラスソースが掛かった王道スタイル。
卵は半熟かわずかに火が通った程度で、ふわふわです。中身のケチャップライスは結構しっかりと味が付いているので、強弱をうまくコントロールしていますね。ソースもしっかりとした深い味で、ケチャップライスと卵の美味しさを引き立てます。
量もそれなりにあるので、しっかりと腹ごしらえ出来ます。この辺は店舗のおしゃれさとは対照的で、庶民的な洋食屋を地でいっています。
これはちょっと美味いですよ?しかもリーズナブル。
スープはコンソメスープですが、ガーリック風味ががっつり効いています。この暑い時期にはうってつけ。オムライスが結構強いのですが、それに負けない底力があります。
器が御椀なのもご愛嬌。
食後にはドリンクもあります。これで840円はなかなかお得です。

昼飯をがっつり食べて午後の仕事頑張ろうか!という方には素晴らしいマッチングのお店です。
駐車場がちと少ないのですが、この辺りは何とかなる場所なので、仕事途中でもオフでも、オススメできます。

「手切りそば 蔵」 / 鴨せいろ2007年09月23日 20時19分41秒

すっかり常連ぽくなった「蔵」さん。今回は鴨せいろです。



鴨肉の炭火焼も添えてあります。

蕎麦はさすがの一言に尽きます。コシもあり味や香りも素晴らしい。端境期でもこれだけの蕎麦が出るのですねー。
つゆはやや辛口というか、醤油が強めです。あくまでつけ汁の濃さですね。鴨肉が3切れにねぎ、三葉など。
つゆは結構熱いのですが、蕎麦はしっかり冷やしてあります。蕎麦を手繰り、半分ほどつゆに浸して一気にすすりますと、最初に冷たい蕎麦の味、次に温かい鴨汁の味。このダイナミズムこそが鴨せいろの醍醐味だと勝手に思っているので、この温度差は嬉しいですね。ぼんやりしていると温度差が無くなっていくので、早いうちに蕎麦はやっつけた方が美味しく頂けるでしょう。
また付け合せの鴨肉の炭火焼がこれまた美味いこと。鴨汁の中の肉に焦げ目はありませんが、炭火焼は少し焦げがあり、それが鴨肉の肉たらしむ本来の荒々しい風味を思い出させてくれます。
この肉だけでもご飯が3杯いけますね。

鴨南蛮は醤油の風味が少なかったのですが、鴨せいろはがっつりと醤油の力強い味を楽しめます。
いつ来ても隙がないですね。

「手打ちそば たけだ」 / せいろ2007年09月27日 18時11分49秒

流山市の「たけだ」さんに行きました。
場所は 無名庵さんの信号から坂を上り一つ目の信号を左に入ったところです。看板があります。

お店は住宅を改装、というかほとんど住宅そのままです。



最近は住宅を改装したアットホームなお蕎麦屋さんも増えています。 いさとさんや やまもとさんもそうですね。
お店に入るというよりは、お宅におじゃまする、という感じです。
店内も住宅に大きな厨房がついたようなものです。
席は掘りごたつ席のテーブルを含めて12人ぐらい。

今回はせいろの大盛です。



つゆはかなり辛く、醤油が強いです。濃さは普通ですが、圧倒的に醤油が前面に出ています。ダシは程よく効いています。
蕎麦は味、香りともに上々。コシもあります。表面は少しざらついているので、呑んでもいけますが、表面水分量はあまり多くないので、時間が経つとやや乾き気味に。さっさと食べた方が良いでしょう。
蕎麦もつゆも非常に存在感があり、印象深いですね。

流山は侮れません。

「三本杉」 / 二色天もりそば2007年09月29日 19時15分37秒

八千代市は勝田台の「三本杉」さんに行きました。
場所は勝田台のリブレのすぐ近く、駅前商店街をぶらぶらしていればそのうち見つかります。

佇まいは街のお蕎麦屋さんそのもの。



雑然とした商店街の真ん中です。
店内は民芸調ですが、あまり広くは無い模様。テーブルは10人ぐらい、座敷が奥に見えたのでもっと入りそうです。
休日の昼時ですが、早くも蕎麦湯割で一杯やってる人も。

今回は王道の天せいろですが、蕎麦は二色にしました。「二色天もりそば」です。
まずは蕎麦から。



つゆは甘さと辛さがちょうどよくつり合っています。さほど濃くは無いのですが、切れ味鋭く存在感を示します。ダシもほどよく効いています。
蕎麦は平打ちと太打ちの二色。どちらも味や香りはほどよく、かなりコシがあります。特に太い方は噛むのが大変です。
実に手強い蕎麦ではありますが、不思議とつゆが負けていないですね。いいマッチングです。

天ぷらは海老としそだけ、シンプル。



ゴマ油で揚げられていますので、ゴマの強い風味がたまりませんねー。ややクリスピーですが油はゴマの香りのみを感じ、油の嫌な感じはありません。からっと揚がっています。
こうもゴマ油を感じるお店は珍しいですな。貴重です。

お店のおばちゃんの愛想も良いので、いいお蕎麦屋さんですね。
ただし客層はニコ厨が多そうですのでそこだけは行かんともし難い所ではあります。そういう意味では蕎麦を楽しむというより蕎麦屋を楽しむ人が多いといえるでしょう。
でも折角美味い蕎麦を食っているのにタバコの煙があるとげんなりです。
こればっかりはお客さんの常識次第なのでどうにもなりませんが、残念です。
蕎麦は実に美味いので、今度はタバコの煙が無さそうなときに行きたいですね。

「手打ちそば 八十八」 / せいろ他2007年09月30日 16時59分00秒

流山市は江戸川台の「八十八」さんに行きました。
場所は東武野田線江戸川台駅東口より伸びる道の右手で、駅から歩いてすぐのところです。

通りに面しているしそれなりに目立つお店です。



店内は小奇麗ですが親しみやすい雰囲気です。壁にいろいろと飾ってあります。
席はテーブルが12、こあがりが8です。

今回はせいろ、それにまいたけの天ぷらをつけました。
それぞれ単品で頼みましたが、セットにした方がきっとお得です。今回は天ぷらを分けるのでこうなりました。

まずは蕎麦。



つゆは中庸よりわずかに甘みが勝ち、ダシはやや強めに効いています。広がりはほどほどなのに対し、深みがあるつゆです。
蕎麦は味、香りともにそこそこで、コシは程よくあります。表面のざらつきも普通で、万人に受け入れられるお蕎麦でしょう。
つゆとの相性もよく、角が取れたバランスの良い出来栄えだと思います。

お次はまいたけの天ぷら。



早く食わせんかいと箸でアピールされてますね。。。
揚げたてで持ってきてもらったので、ちょっと熱かったのです。油はやや感じますが、気にするほどではありません。衣は少々固めですが許容範囲。とても上手に揚がっていると思います。

何気なく通って偶然見つけたお店なのですが、かなりのヒットです。
流山・野田方面は醤油処だし蕎麦屋も多く、ひそかな激戦区といえるでしょう。
切磋琢磨していいお店が増える事はいい事だと思います。

なおこの八十八さん、蕎麦落語なるイベントも開催されているようです。興味のある方はどうぞ。