「創作料理 かわら亭」2007年01月19日 00時00分01秒

創作料理 かわら亭」さんに行ってみました。
去年の秋ごろに出来てから気になってはいたのですが、ようやく入れました。

門構えは洋風と言うかむしろ和風。



前はラーメン屋だったので、店舗をそのまま利用してます。
店内は隠れ家的な洋風。かといって暗い印象はありません。そこそこ小奇麗そこそこ庶民的。
席はテーブルで全20席ぐらい。2、2、4、4、8のテーブル振り分けです。
おばちゃんでごった返していました。

メニューを見ると日替わりランチがあったのですが、限定8食と少なく、多分売り切れだろうなー、と思い、断念。
「魚のランチ」にしました。実はこれも日替わりで、今日はスズキのソテーだそうな。

ランチコースのようで、きちんと順番に持ってきてくれるようです。
最初にサラダが来ました。



ふつーのサラダ。オニオンスライスがかなり強烈で辛い・・・

次いで、コーンポタージュスープ。



凄くコクのあるポタージュ。チーズでも入れてるのか、妙なこってり感がありました。
美味しいです。

スープを飲み干して少しすると、メインディッシュのスズキソテーが来ました。
写真には無いですが、同時にライスも。



じゃがいものパテの上にスズキソテーが乗っかり、さらにアスパラが頂点を極めております。
周りはしめじが包囲。
スズキのソテーは、若干パサツキを感じますが、洋食のソテーって大体こんな感じでしょう。
バターの風味が強く、なかなか濃厚な味わいです。
土台のじゃがいもパテがバターを吸い、カロリーが気になりつつも美味いです。
西洋料理を地でいく一皿。見た目よりもお腹一杯になるのでボリュームも大丈夫でしょう。

最後にデザート。かぼちゃのカラメルソース掛け。



ランチコースの全てがとてもキレイにまとめられていますね。
反面、この店の主張がもう少し欲しいですが、他のメニューを見てからじゃないと何とも言えません。
味はいいのでこのまま頑張って欲しいですね。


ただ・・・この店の致命的な弱点が一つ。
このお店のある場所、滅茶苦茶立地条件が悪いです。
駅からはまず徒歩不可で、バス停からは5分ほどですがその路線に乗る事が無ければ意味無いし。
大型商業施設が近くにあるわけでも無いので、まず徒歩客層は期待できません。
となると車の客がメインになるでしょうが、駐車場は4台、しかも非常に出し入れしにくい。
周囲に駐車場はありません。路肩は車の駐車を前提とした幅が確保されていますが、 警察はその辺の空気を読まずに取り締まる 商店街で路肩がやけに広いところは多いのですが、そういうところまで問答無用で取り締まり、お店の人とトラブルになることもあります。
空気読めと。
ので、結局停められないでしょう。
さらにお店における滞在時間が長い営業形態(ランチコースとか)なので、いつまでも駐車場に車が停車し続け、客が微塵も回転しない。
通るたびに駐車場が一杯で、何回スルーしたことか。

そして・・・メリットかデメリットか微妙ですが、このお店はおばちゃん受けが良いです。
そんな雰囲気です。いつまでもゆったりしていられる雰囲気と言うか。
周辺住民ならばともかく、車で乗り付けていつまでもぐだぐだくっちゃべってるとしたら、それ以上お客の入る余地はありません。
お客自らお客の回転を止めてしまっている状態なので、おばちゃんがガンガン追加オーダーでもしない限り、経営が立ち行かなくなる気がします。
お客さんだからおばちゃんが悪いとは言いませんが、結果的に取り殺される事になるやも知れませんな。
もしお客を十分に回したいと考えるなら、コースの時間短縮か駐車場の増設ですね。
前のラーメン屋も立地悪くてつぶれたんだと思いますよ。。。

オープンしてまだ半年も経ってないですから、まだ頑張ってほしいものです。